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2002年02月23日(土) ディアボロス

 昔ディアボロスという映画を観たのを憶えている。 確か4年くらい前だったかな。 キアヌ・りーブス扮する30戦30勝の敏腕弁護士がNYの超一流ロー・ファームにヘッドハンティングされ、そこでも無敗神話を築きあげるという話だ。しかし、そのロー・ファームは、殺人者を冤罪にするなどの偽証行為などで無敗神話を築いている悪魔のファームだった。 そんな話だたかな。 この映画で一言だけ台詞を覚えている。
 
 アルパチーの扮するサタンが息子であるキアヌに言った言葉。

サタン「否定させると顔が歪むよな、なんでだ。 悔しいか? なぜだ,なぜ奴が悪いと知っていて助けた。」
キアヌ「それが俺の仕事だ。 俺は弁護士だ。」
サタン「いや違う、お前は勝ちの美酒に酔いたかっただけだ。 どうだ、相手を打ち負かしたとき気持ち良かっただろ。 スカーとしただろう? 自尊心は満足したか。 プライド(自尊心)は神が与えた最高の阿片だ。」

この台詞がとても印象的な映画だったことを思い出す。 これを聞いてうーん、分かる。」と思った人多いのではないのではないのでしょうか? 最近チョットなやむことがあってね。 こんな事を思い出しました。

 要するに「勝つ喜びに勝る快感なし。」って事だね。

確かアメリカに来る前だったか、チョット精神的にキツイ出来事がありまして悩みに悩んだ時期を思い出します。 確か今と同じ気分だったと思います。
 その時は「夢」を選びました。 でも、その「夢」を叶えアメリカに来た目的を叶え、子供の頃からの夢は叶いました。

 「世界で生きていく。」 これが俺の長年の夢でした。

 現在、経済産業省でキャリアをやっている友達と高校時代に夢を語り合いました。 お互いに夢を叶え、その彼と久しぶりに連絡を取ってみると、夢を叶える事の楽しさ、虚しさ、辛さが分かりした。 

 彼も悩んでいる様でした。仕事を辞めてアメリカへなんて言っていました。 一般的に言ったら「贅沢な悩みなのでしょう。」 なに言っているんだ。 と思われる方も多いかもしれません。 

 限が無い。 

これが結論です。 夢は夢。 でも夢が現実になるとき、その夢を叶えた責任が待っている。 夢を叶えるのは確かに楽しい。それは事実です。 でもなにか大切な事を忘れている。 最近、それに気がつきました。 それを分かって欲しい人もいます。 
 
 語学学校時代の友人に
「どうやって生きるかは、悩んで、悩み抜くべきだ。」と言われたのを思い出します。 とても20才とは思えない方で、しっかりしてますね。 

 「傷つくだけ、傷ついて分かったはずの答えをどうしてまた問いかける。」



  




 











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天風

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