チョット勘違いしていてこの前の日記に401kで3月危機を乗りきったと書いたけど年金基金の間違いでした。 おかしいなと思った方、その通りです。 私が悪かったです。 エンロンに対する401kとごっちゃになって勘違いしました。 ごめんよ。
というわけで今回は旅日記を中途半端にして暫らく401kとエンロンに絡めて俺の持論を書いていくぜ。
401kとは確定拠出型年金といって簡単に言って今までの企業年金を止め個人で年金管理をしましょうという事。 つまり自分の年金管理くらい自分でやれって事。 今の日本にアメリカの401kを導入する事は子供にウイスキーを飲ませるのと同じ位無謀。 だってなにも分かっていない素人いじめてどうするの? って感じだね。 株ってなに? 債券って? 債券と株の違いって? 金利って? ってところから説明してあげないとだめでしょ。 まずこの違いが分かる人もあんまりいないと思う。 そんなかで401k、ペイオフを導入。 因みにもう銀行潰れても1000万以上は戻ってこない事知っていました? 先週の月曜から。 要するに間接金融から直接金融への移行の為であると思いますけどね、アメリカの様に国民が金融市場に慣れていればいいですけど、貯金大好き日本人に同じ事をやってもしょうがないと思うんですけどね。 確かに何時かはやらなければいけないけど、今やるべきだったのかどうかは不明だ。 それに貯金していたとしてもペイオフで1000万以上は保証されなくなるばかりか、ここまで国債を増発し続けると国際金融市場での日本国債の価値が疑問視されるばかりでなく、需要と供給の経済バランスから円の貨幣価値が現在のまま維持されつづけるとは考えにくい。 簡単に言って現在の貨幣価値(正味現在価値を省く)1000万は20年後の300万くらいになる可能性がかなり高い。 それくらい国債を増発している。 だから貯金していてもその金が使えなくなる。 つまり年金がもらえなくなって、そして貯金していた地方銀行が潰れてしまってに自殺する老人とか出てくる気がする。 時代の流れについていかないといけませんね。 われわれも。
でも最近の心配事はエンロンだね。 アンダーセンが隠したのも分からないでもない。 あれだけの大企業がつぶれるという事はそれに伴い401kも大損失を被った事になる。 もしエンロンがポートホリオの50%以上を締めていたらマズイですね。 資産の50%以上を失った事になる。 同じ事が日本でも起きるでしょうね確実に。
資本主義の基本ってなんですか? 「みんな平等」それは社会主義です。 資本主義の基本は「強い者が必ず勝つ」これが原則。 俺は強いものが弱いものを虐げる世の中が良い世の中だとは思えない。 しかし世の中がそうなってくる以上、自分の身を守るにも力が必要って事だ。 けったいな世の中だ。 で弱いものは誰でしょう? それは、老人です。 つまり我々の親です。 やばくないですか? 自分たちの親が年金もらえないのは、誰が彼らを守るのでしょう? 日本人の得意の「だれかが救ってくれる。誰かが」的な、いもしない救世主を頼りますか? 俺には到底できません。 競馬の1000倍の万馬券に自分の人生を掛けるようなものです。 自分の親は自分が守るしかないと思います。 別に俺は、「日本を救う、変える。」なんて天下国家を論じる気は毛頭ない。 でも自分の親くらいは守らなければいけないと思うんだよね。 こんな事いったら親には 「お前の世話にはならねーよ。」という。 確かにそれなりに2人とも実力はあります。 でもせめて保険くらいにはならないとヤバイ気がするんだよね。 なにが起こるか分からないからね。 俺って立派だな〜。
俺は良くも悪くも「みんなが〜理論」は通じない。 それは根拠って言わないから、唯流されているだけです。 皆と同じ事をしていれば取り合えず安心という時代ではないと思うのですが、いまだに何かの根拠に「みんなが〜、普通は…・。」というのは寂しいことだと思います。 でも否定はできません。 リベラリストだから。
でも、俺は「みんなが〜。」的な理由で、なにも手を打たないで大切な誰かを失ったら自分をうらみます。 そうなりたくないから今できる事を一生懸命やって備えておこうと思います。 それが今できる唯一の事だと思うから。
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