0(リセット)

2002年04月14日(日) Thinking out of the Box

 今から5年前、いやもう6年になるかもしれない。 俺はある人に出会った。 始めてあった日の事を良く憶えている。 始めてあったその人の印象は、

「なにもんだこいつ。」ってところだ。 

録音機みたいに人の言った事を憶えられ忘れない。 暗記力、思考力、回転スピードは俺は勝てなかった。 今でも勝てないかもしれない。 ま、目の上のたんこぶって奴。 なぜかこの人と気があう。 お互い毒舌(当時)だったし、手相同じだし(手のひらを見て主要なセンはほぼ同じ)、秘密主義の結果主義、口だけの奴を????。 2年間音沙汰なかったけど、ある日突然また飲みに行ったりする。 まー変な縁ってやつだ。 

 電話で話すと常に明確な根拠を求められる。 その時俺は20、その人21才。その人は当時心理学を勉強していて、その知識から来るその人ならではの見解を含めた分析、視点があり、論理明快に説明する。 今だかつて俺を的確に読んだのも
今のところその人だけだ。 俺の分析眼も元を正すとこの人の技を盗んでいるところが結構多い。 一時期ずっと一緒にいてその人の視点、観点、人を読むポイントを盗み俺なりにアレンジしけど、所詮はコピーだね。 本物は違う。 でもそれでも結構役に立っているけど。 この技はここでは控える。(この技を教えてヒドイ目にあって事があるので。) 未だに「まだまだ。」と言われる。 確かにまだまだですけど・・・・・。


その時に、この人を分析して得たものは「知識を使う」という事だ。 
 俺が思う「頭の良さ」は単に知っている知識を自慢する事ではないと思う。 何々知っている、小難しい事を小難しく説明するんじゃなくて、その知識を使ってなにか問題を解決できたり、良好な人間関係を作れる事が「頭のいい人。」の条件。 知っているだけじゃ駄目。 それを使わなければ意味がない。 それを21でやっていたその人は凄いな〜と思う。 (それに気が付く俺も大したもんだ。) 

 人間は論理で動けるものではない。 機械じゃないから。 どんなに論理的に正しい事でもできないことが多い。 それくらいは分かる。 俺は、基本的に人を年齢、性別などの偏見では見ない。 でもそれは年下か同年代だけに言える事であってやはり年上の方にはそれなりに敬意を払わなければならない。(友人は除く。) 
 俺は、みんなが〜理論では動かない。と日記に書いたが、みんなが盛り上がっているときに分析眼を使ってその雰囲気をぶち壊す事もの方がバカだ。 乗らなきゃいけない時は乗るし、流されてもいいところは流される。 でも疲れている時は勘弁してよ。 それに、バカだアホだと言い合える仲というのも大事だと思っている。 それに、常に今の日本の経済状態が〜とか友人同士で話し合うほど「幕末の志士化」は進行していない。 そういう人が必要なんだろうけど。 でもこの広い世の中、「今の日本が〜」と言う話をしたければできる人のところに行けばいいだけだ。 それだけ。 根本的に自分の周りを変えようとは思わないのさ。 自由主義者のいいところさ。  

 メリハリが重要だと思う。 確かに、俺は最終的には自分の夢を取る。 今までそうしてきたし、キット次もそうするだろう。 でも、それ以外のところでは気を抜かないとね。 一応俺も自分の得た知識や経験を使っている(つもり)んで。 常に気を張っていたら自分も持たないし、周りも疲れるでしょ。 俺タバコも酒もギャンブルもしないからね。 そういう様にストレスの発散をしないとね。 だから二面性があると言えばある。 確かに分けている。 超クールにドライに考えられるし、甘ちょろくなあなあ的にも考えられる。 でもそれでいいんじゃない。 今の結論は

「決めるときに決めればいいんジャン。 使い分けが重要。」

 その為には色んな視点をから物事を見れるようにならないとね。 知識を使うって視点の移動なしには考えられないから。

Only Those who see the invisible can do the impossible.
(見えないものを見る事のできる人だけが不可能を可能にする。)

Thinking out of the box. (固定観点を捨てろ。)って事さ。 









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天風

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