京のいけず日記
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2004年11月06日(土) |
洗濯もののゆくえ(新選組! 42回目の妄感) |
日本をもう一度、洗濯いたしたく申し候 歳三さんも、坂本竜馬も同じ天保6年(1835年)生まれ。
もしも二人が同郷で幼馴染だったら? もしも歳三さんが高知で、竜馬が多摩で生まれていたら?
持って生まれた資質は大きいけれど、環境や土壌もまた人を作るんですよね。 坂本竜馬 1867年11月15日没 享年33歳
------ ● 新選組!第42回目の妄想的感想 「竜馬暗殺」● ------
演出:清水一彦
誰が竜馬を斬ったことにするんだろう?と少し気になっていましたが。 佐々木が斬ちゃうんですねー。そーですか。まだまだ謎ですもん。 掛け軸やら左之を絡ませるところは、さすがに律儀な人ですね、三谷さん。
ナントカ、にゃ・ぁ〜が、耳ついた江口竜馬さん。 最初は、また出るかッ!リョーマ、って感じだったんですが…。 しみじみ…と。志なかばであっけなく死んでいったんやね。
で。その仇役。 佐々木只三郎役の、伊原剛志さんのガンつけ、ド迫力!でしたー。 (ちなみに、もっとやんちゃな役の伊原さんの方が好き)
畳の上に寝転んで、軍鶏の皮の話を、地味ーに話し込んでる竜馬と中岡。 そこへ暗殺者、佐々木只三郎が虎視眈々と迫っていく。 伊原さんの凄みのある演技とともに、絵に緊迫感がありました。
で。竜馬は暗殺されてしまうのだけど。 掛け軸の絵に飛び散った赤い血痕が印象的でしたね…。
それと、捨助が裏切らなかったことに、なぜか安心しました。
★今週の山本歳三さん
幕府がなくなれば…。 「今後われらの手当てがどうなるのか」と思案顔の土方を、近藤さんは 「気にするところが違う」とたしなめるんだけど…。
そりゃ。気にしますよ。近藤さん。 おゼゼがないと、可愛い隊士を食わすこと出来ませんです。さすが女房役。器が小さいって? なんのなんの、生きて、なんぼ、だぁい。
大石と試合うことになった周平と、総司の鍛錬中に。 「よし。いったん休憩だ」と土方。
さも周平のことを気にかけた振りで、じつは総司を心配してるんね♪ 総司に声かけるも、周平を心底心配してる源さんとは対照的な絵でした。 (あ。もちろん、源さんは総司の病の事を、まだ知らなかったからですよ)
にしても、みんな周平の味方で、子どもぽい大石君がちょっと可哀想かな?
★今週の香取勇さん、は 残念ながら特に印象に残るシーンなし。気まじめ一方の近藤さんでした。
★オダギリ斉藤さん、が、このところ人として、いい味、出してますね。 うーん。ますます会津以降が見たいよぉ。
で。まだ感想は追いついていないのだけど、 次週(44回)は、いよいよ鳥羽伏見の戦い。井上源三郎の最期です。 年かさの源さんなんか、特に、郷里多摩に帰りたかったろうになぁ…(T_T)
Sako
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