京のいけず日記

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2004年11月05日(金) 通勤絵日記 女性専用車両って…

あれって、どうなんだろう?

だんだん痴漢にあう心配も少なくなった身となれば、
何だか名前じたい気恥ずかしい気もするけれど。

女性同士で、気楽といえば、気楽。 安心といえば、安心?

だけど、ちょっぴり。
何やら色分けされているようで、保護されているようで、嫌だ。

男女乗り合わせる一般車両でこそ、気を使ってほしいな。
男も、女も、お互いさまに。

で。今日はたまたま女性専用車両に乗っていた。

知らずに乗ってきたオッチャンが、時々周りの顰蹙を買ったりしているが、その人は堂々と座っていた。

…ということは、やっぱり女の子よねぇ?

細手のジーンズに、くすんだ色のパーカー。贅肉のないシャープな顔立ち。腕を組んだまま、きつい目を窓の外に向けていた。

眉をきれいにカットしている男の子が多い昨今、はて、女の子かしら…?
と思うパターンは結構あるが、逆パターンは珍しい。

少しトキメいていたら、次の駅で上品なオバチャンが乗ってきた。で。↓


女性に向かって女性専用車両だというオバチャン。
…座りたかったのね。

女性に向かって女性専用車両だというオバチャン


言われた彼女は憮然とし、オバチャンはバツが悪そうに笑った。
…勇気があるというか。…ほっといてやれよ、というか。

ところで。

おかまさんはやっぱり女性専用車両に乗るのかしら?

もし男性専用車両ができたなら、男の人は乗りたいと思うのかな?

お子様連れ専用車両ができたなら、子どもも、お母さんも喜ぶかしら?

…え?ますます公私のけじめがつかなくなる?
そうかもしれないね。公私があるということを学ぶチャンスだもん。

でも、多くのまじめなお母さん達は周囲の視線を気にし過ぎて、
子どもを必要以上に叱ったりしなくてすむかもしれないね。


自分に甘えず、人には優しく…。 言うは易し。


Sako