京のいけず日記

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2004年12月24日(金) イブのプレゼント

八木家にやってきたサンタクロース

サンタさんへ

いい子にします。
勇ましい武者絵の凧を下さい。

八木為三郎




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イブの夜、サンタさんはベランダにそっとプレゼントを置いていった。

朝。子ども達が目覚めてベランダを覗き、包みを発見し、狸寝入りの父と母を起こすという仕掛け。靴下を枕元に置く。そんな真似事もしたっけ。

「サンタさんは何で欲しいものが分かるん??」

まだ幼かったまる子が、真顔で、不思議そうな顔をするのを、3つ年上のお姉ちゃんと目を合わせて笑ったもんだ。

おままごとのような家族。我が家にもこんな時があったんだな。
サンタさんは我が家にはもう来ない。


仕事帰りに寄り道して、バイカルのクリスマスケーキと、マフラーを2つ買った。ベージュの無地はお姉ちゃんに。赤と白のボーダーはまる子へ。

ああや、こうや、色々考えて、人にプレゼントするのって好き。
もしかして、もらうより好きかも…。で。喜んでくれたら、すごく幸せ。

ああ。なのに…。食後みんなでケーキを食べている時だった。
ダンナが、思いがけずにプレゼントだと小さな包みを渡してくれた。

え…。ダンナには何もこうてへんやん。アクセサリー…?

用意していなかった後ろめたさを感じつつ、包みを開けた。

この間、出張した時のお土産か…。なんだ。

金箔を使った緑のペンダントは、何というか…。悪しゅ…いや、いや。いや。
喜ばなあかん。うちの為にこうてくれたん。そやけど…ははっ…ま…。

子どもは正直だ。
「お父さんの趣味は分からんなぁ〜」と、長女が一言。

「いや、いや。ほら。長さはピッタリやねん。長さはちょうどええし。ほら」

慌ててフォローするつもりで言ったら、今度はまる子がチクリ。

「お母さん、さっきから長さしか言うてへんやん」と。

あれま。


● 講習32日目 ●
今日はクリスマスイブ。街角にはクリスマスソングが…♪
それにしても。イブにテストのプレゼントなんて…(^_^.)…ステキ過ぎる…。

※天空の城ラピュタ 
 何度見ても、やっぱりいいな。ジブリ原石の魅力をゴロゴロ感じます。

ちなみにダンナへのプレゼントは1月1日の誕生日と兼ねてするんですよ。
(誰に言い訳してんのか)


Sako