京のいけず日記

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2004年12月30日(木) バイオリズムは停滞

嘆息する歳三さん

今年も終わりだねえ


いつもは仕事で拘束されている時間が、やっと解放されたというのに、
無器用な性格で、中々モードが切り替わらない。

いっそ、繋がれた犬の方が幸せだろうなどと思ってしまう。

引きこもり症候群か、人と会うのがすごく億劫になる。
家族がいなければ、一人ならどんな生活を送っていただろう。


昼間。買い物の途中で信号待ちをしていた。

つまんないなぁ…。

目の前を流れる車を見ながら、突然、その感覚に襲われた。
ふわりと一歩飛び出せば、全て消えてしまうだろうか…。

何の悲しみも、不安も、不足もない。
まるで他人の神経のような感覚。この手に掴むものがない…。

・・・・・・。

信号が変わって、耳に音が戻ってくる。

想像する。
突然、人の災いに巻き込まれる、名も知らない車の人、その家族…。
死にそこねた私。受験をひかえた長女。人のいい夫、まる子、老いた父…。

飛んでしまっていた意識が戻ってくる。
危ない。危ない。…もう、大丈夫。


夕方。台所に立っていると長女がそっとやってきて
「お母さん、どんなに辛くても自殺したらあかんで」と突然言い出した。

一瞬どきんとしたが、どうやら、
親が子どもを残して自殺したという、その手のニュースをTVで見たらしい。

「あほかいな。誰がするかいな。そやけどな。
 お母さんは子どもを道連れに死ぬ方が、ひどい親やと思うけど…」
などと日頃思っていたことを言うと、

「そやかて一人残されたらいややん。残るんなら一緒に死ぬ方がええ」
と危うく半べそをかいたような表情になった。

優しい子。弱い子。体だけは大きいのに。
親なんかうっとおしぃ。早よ、死んでくれへんかいな、などと、
本気で、憎まれ口を叩くまで、ちゃんと生きなあかんなぁ。


弱い私。来年はもっともっと強くなりたい。


…ということで、バイオリズムは最悪。
ようやく休みに心身が慣れた頃には、また仕事が再開。悪いパターン。

そうそう。来年はもっと上手に楽しむ術を、具体的に生きたいな。


ぐだぐだ・ぐちぐち、すみません。
今年最後の日記はポジティブに書きます。



◎・・・・・新選組!の隊士座談会・・・・・・◎

一番笑ってしまったのは、香取君が、山本さんに対して言った、

「…ウザイんですよね」

近藤勇も常に側にいる土方歳三に対してそう思ってたんじゃないかなぁ。
「ウザイ奴」あ。もちろん愛情を感じながら…、ね。


Sako