京のいけず日記
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今日は朝から小雪が舞って、すごく冷え込みました。さっきから家人がお風呂に入っているのですが、冷え込んだせいか、オンボロ給湯器が不完全燃焼で、ビービーと泣いてうるさいです。そろそろ替え時かな…(T_T)…。
●講習 35日目● 仕事初め。いつもよりほんの5分ほど早く家を飛び出し、駅の階段を駆け上り、駆け下りて、一本早い電車に飛び乗った。間に合った〜!
JRのおなじみツートンカラーの鈍行電車を、 幼いまる子ちゃんは「かぼちゃ電車」と呼んでました。
最近、自分でも呆れるほど、あきらめが早い。
ホームに停車している電車。横断歩道で点滅している青信号。 走れば間に合うかもしれないのに、まぁ、いいや、と思ってしまう。
鼻先寸前でドアが閉まったら恥ずかしいとか、 いいおばさんがドタバタと走る姿が醜いから、とかではない。
見栄とか、体裁ではなく、次を待つか、とあきらめてしまう。
若い頃は違った。
間に合うとか、間に合わないとか、そんなことは問題じゃない。 ましてや、待つなどとは考えもしなかった。
ただひたすら乗りたい。渡りたい。行きたい。手に入れたい。 がむしゃらでカッコ悪かった。
人がどう思おうが関係ない。 真剣に望むなら、夢は本当に叶う。
実際、多くの望みはあとかたもなく消えた。失望もした。挫折した。 それでも楽天家なのか、真剣に望めば、山は動き、空も飛べると信じてた。
実は今でも山は動くと信じてる。 すぐには叶わぬまでも、強く望めば、偶然を呼び込んだり、 人の気持ちを動かすことが出来ると思っている。 誰かが必ず助けてくれると思っている。
なのに。強く望む気持ちがない。 絶対乗るんだ。行くんだ。そういう、一生懸命さがない。欲がない。
しゃにむに焦ってみたり、自分を嘆いたり、落ち込んだり、 そういった気持ちでさえ、ヘタをすると湧いてこない。
どういったらいいのかな…。穏やかなあきらめがある。 ぼちぼち夢の欠片を探せばいいやと思う。
これって年を取るってことなのかな…。
わかんないや。
Sako
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