京のいけず日記

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2005年06月11日(土) 大人のまじめな会話

入浴中の湯船になぜか潜望鏡が…?「変なこと聞いてもかまへん?」
と大阪人(仕事のパートナー)がいう。

「…その…ダンナと…何回ある?」

へ? ちなみに意味は分かりますね。
大人なあなた。

聞くと、どうやらダンナ様がおさかんなようで、彼女はうっとおしいのだという。

布団の中で準備万端のダンナ様を、
「疲れてまんねん、あっち行け!」とばかり
蹴飛ばすそうで、色気もへったくれもない話。


 為…と呼んでいるのは八木為三郎くんのことです。こんなところで何を…。


 どうやら、彼女は、7つ年上の私の夜生活に興味を持ったらしい。

 えっへへ。どうなんでしょう…。

 そういえば、最近、ダンナに元気がない。
 加齢のせいか、仕事の疲れか、精力減退を嘆いている。

 そして、そんなことで落ち込んでいるダンナが気の毒に思う。
 
 「そんなこと」…の温度差が違うのだ。

 「ごめんな」と、時には申し訳なさそうに、こちらを気遣う。
 ごめん、と言われて、最初は何が「ごめん」なのか分からなかった。

 信頼する相手だからこそ、時には応じ、可愛い素振りをしてみせる。
 sex しなくっても平気、なんて言えば、彼はどんなに悲しい顔をするだろう。
 自分の存在さえ、疑ってしまうに違いない。


 朝に、夕に、一喜一憂。
 財産や、名誉を脱ぎ捨てれば、とどまるところ、その一点に優劣を感じてる。
 女はsex を求めるものだと、幻想や、義務感に取り憑かれているのか。
 
 男の人って、何やら哀しいもんだなぁ…。


 …女は現実やね。
 彼女は、私の温度差の話を聞いて、ケタケタと笑い転げた。
 今夜もダンナ様を蹴飛ばすんだろうか。


Sako