只今4歳で、年明け31日で5歳になる長男は 最近だいぶ物分りがよくなってきた。 最初の子なので、生まれてからを振り返ると とにかくまず先に手の出る子で 外を連れ歩くのがおっくうだったのをよく覚えてる。 皆がママにべったりの控えめなベビーを連れて 涼しい顔して歩いてるのに、なんでうちは 糸の切れた凧のようにどこかへどんどん飛んでいってしまう 子供なんだろう? なんで私だけ汗かいて自分のガキを追い回してるんだろう? 余りにも物分りが悪く、落ち着きもないので 保育所時分には「発育診断テスト」なるものも勧められた。 結果は結果として当時3歳だったので発育真っ最中のこともあり 「だから?」って感じで終ってしまった感が強かったけど 当時は結構、結果がドキドキものだった気がする。 そんな経緯もあるので暮れに 保育所から幼稚園へ編入してどんなもんかもかなり心配した。 でも、案外早く混じってそれなりに馴染んでる。
そんな長男に今はこっちが励まされている。
暴れん坊できかんぼうで、どうしようもねーヤツだと 懲りた事もあった。 子供なんて生んだばかりに、自分のことどころではなく 余計に真剣に考えなければいけない事が増えてしまった事実を 呪いたくなった時もあった。 そのぐらい、私たちも大変な時があった。
そんな長男に、今は説教される時がある(笑。 まだ、融通なんて知らない善か悪かだけの判断での説教だけど それも今は可愛く思えるから不思議なもんだ。 だけど、未だにコイツを自分が「育てた」とは思えないでいる。 自分の傍にあるべきものとして、 一緒に生活してきただけ…というかなんと言うか。 犬猫のように世話をしてきた…というのも違う。
ただ、一緒に生きてきた小さい人たち。
早くデカくなって巣立ってゆけ。
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