コンテンツを作る、とまではいかないまでも、一寸『面白いよ』と訴えてみたい作品をチョコチョコ書いていたら、何だかヤミナベのようになってきた、うちの拍手。 今度は『デルトラクエスト』だっ☆ 一年の予定だったアニメが延長決定のお祝いと、明日12/15放映がクライマックス(輝主観)を迎える宣伝。でも、いきなりクライマックスがオススメって、どうよ??
原作はオーストラリアの作家エミリー・ロッダ氏の『デルトラ・クエスト』(日本のアニメ&マンガ版は中点なしタイトル)で、児童向けファンタジーだが、大人も十分、楽しめる冒険満載の小説。尤も、輝もアニメ化によって知った口で、余りネタバレされるのも怖いから、放送が終わったら、読む──ということを繰り返していた。 ただ、既に第一シリーズは佳境を迎え、また微妙にストーリィ展開もアニメ版独自の展開があったり、オリジナル・キャラも出てきたりもする。原作も既にオチは知っていたりする。その原作とはかなり違う展開になっているので、アニメ版第一シリーズのラストがどうなるかが楽しみな限りだ。(基本設定は変わらないだろうけどね)
さて、国をも護る魔力を持つ宝石を求める旅──主人公のリーフ、バルダ、ジャスミンの三人組パーティは決して、超人ではなく、強力な魔法を持っているわけでもない。ジャスミンは『木と話せる』という特殊能力を持ち、中々に有用ではあるが、それ以外は剣と知恵によって、危険を乗り越え、道を切り開いているのが興味深い。 一つまた一つと揃えられていく宝石も時には不思議な力を発揮するが、単体で爆発的な力を生むことはない。(あくまで、ベルトに七つ揃ってこその宝石だ。しかも、ただ揃うだけでは駄目……という捻りもあったりする。おっと、ネタバレに近いな) 更に、その旅の中で知り合い、関わりあう人々(人だけに非ず^^)との『信頼』も重要なキーワードだ。 今回、輝がチョイ書きした拍手話ではリーフたちは、如何にも人の良さそうな相手にコロリト騙され、身売りされかけてしまい、辛うじて難を逃れることはできたのだが、ちょいと人間不信になってしまったりもする。 それでも、仲間を信じるところから、やはり『人は信じられるもの』と思わせる展開が続き、理想論的ではあっても、やはり『夢は見てみたいよな』と胸が温かくなるような物語だ。 とかいいながら、時々、これでもか! というような『裏切り』も書かれたりするのはさて、作者の思惑としてはどちらなのかな? とか考えてしまう。あくまでも、この作品は『児童書』だからなぁ。だからこそ、シビアな面があったりするのかもしれないが。
で、主人公パーティ。知恵で切り抜けることが多いけど、時たま『一寸抜けてる』感じを醸し出すのが児童書の制約かな? とか思わなくもないが、それさえも微笑ましかったりして☆ 若者二人に渋いおっさん(年齢不詳。いや、三十代前半くらい??)という取り合わせも、何だか珍しいよーな。 因みに年齢不詳のオジさん(ジャスミンにも言われた)の声はアイオロス様だったりする^^; 目を瞑れば、ホ〜ラ、超渋い大人なアイオロス様が叫んでるぞぉ★ という楽しみ方も? 明日の放映回では久々に(爆)格好良い戦闘シーンが見られるハズ。(予告によるとね)
さてさて、輝のデルトラお気にキャラといえば──やっぱ謎の人が約一名いたりする。輝のシュミって……丸判りだ。 拍手話に名前だけ登場のジョーカー──本名ではない。さりとて、偽名でもない。記憶喪失でありながら、民の解放のために戦うレジスタンスのリーダー。恩人の名を貰い受け、地下活動に勤しむ自分自身が謎の男。うわっ、美味しい設定やなぁ。で、その正体や如何に!? その正体も、明日放映のアニメでは明らかになるハズだぞっ!! おいおい、全てを素っ飛ばして、本当にオチだけ薦めるのか、お前はっ。 ……うん、やっぱり、一話から見た方が良いよなぁ。とりあえず、輝は明日が楽しみ♪
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