TOM's Diary
DiaryINDEX|前日のDiary|翌日のDiary
昨日分のDiaryはかなり支離滅裂だった。反省。 (修正はめんどうなのでしない)
さて、日本の取れる選択肢
1.人質を救出しないし、自衛隊も撤退しない。 ☆考えるまでもなく、この選択肢は絶対にありえない。
2.自衛隊を撤退することで人質を救出 2-1.実際に撤退する 2-2.イラクの近隣の国へ部隊を移動し支援を行う。 2-3.イラクには留まるが、武装解除し国が派遣した ボランティア団体として活動する。 ☆上記のどの方法を取るにせよ、テロリストが人質を解放する保証が ない限り、実施は難しい。また、テロリストに屈したことになり、 今後の邦人の身の安全が保障できなくなる。
3.自衛隊を撤退しないで、人質を救出 3-1.日本独自に救出隊を組織して武力を用いて救出 a)自衛隊を用いる a-1)秘密裏に実行(テロリストが勝手に開放したことにする) a-2)表立って実行 b)海外の武力を持った組織(傭兵)を用いる b-1)秘密裏に実行(テロリストが勝手に開放したことにする) b-2)表立って実行 ☆どの方法を取るにせよ、憲法上表立って行動を起こすことは出来ない。 秘密裏に実行する必要がある。表面化した場合の影響は大きい。 法律の抜け道を探って行動を起こすか?超法規的処置?
3-2.日本独自に救出隊を組織して武力を用いず救出 a)平和的交渉による b)金銭による c)脅しによる(武力行使をちらつかせる) ☆交渉する相手が特定されないことには実現できない。 かなり相手が特定されてきているようだが3日の期限に間に合うか?
3-3.海外の軍隊に救出してもらう ☆テロに屈したことにはならないが、海外の軍隊、特に米軍との 協力関係が印象付けられ、より邦人の安全が損なわれることになる。
他にも選択肢はあるかもしれないが、素人考えでは今のところこの程度だ。 それぞれについて更なる考察を今後していきたい。
いずれにしても小泉政権はこれまででないかと考えられる。
また、不用意にイラクに入った3人は、おそらく自分達の身の安全は 自分達で守る覚悟でイラクに入ったのだろうが、実際には出来なかった。 彼らを責めるつもりではないが、そのことで少し厳しいことを言わせて もらいたい。
今回のことで彼らは日本の国民全体に迷惑をかけていることになる。 彼らには日本政府に責任をなすりつけることなど出来ない。 彼らが自衛隊派遣に反対だったとしても、実際に派遣された場合、どれだけ 自分達に危険があるかを一番判っていたのは彼らのはずで、そしてそれを 判っていながら、実際に派遣されバクダッド陥落から1周年になろうとする 一番危険と思われる日を目前にイラクに入ったのだ。 いや、イラクがどれだけ危険か判っていなかった国内に留まっている日本人 でさえ、なにか起るかも知れないと予想する人はいたのだ。
今回の事件で国は膨大な税金を使うことになるだろう。 我々は惜しみなく税金を使って彼らを救出して欲しいと望むが、 彼らが救出された後で、救出に努力した日本政府やそれに協力した国民に すこしでも責任をなすりつけるようなことは一切言わないで欲しい。
また、今後イラクに入ろうと思っている日本人がいたら、十分に覚悟を 決めた上で行動を起こして欲しい。
|