TOM's Diary
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2007年05月26日(土) |
年金5000万件って・・・ |
年金のデータが約5000万件も宙に浮いてるってどういうこと? 日本の人口、約127,700,000人のうち、年金未加入の未成年(0-19歳)の人口は24,494,000人なので、約1億人が年金加入者のはずだ。 5000万件と言うと実に年金加入者の半数に相当する(とは言え、昔は一人の人が複数年金番号を持っていたので、今のように1人=1件ではなく、1人=数件とカウントするのが正しいようだ。よって、加入者の半分のデータが宙に浮いていると言うわけではない。)。
宙に浮いているというのがいったいどういう状況なのかはっきり判らないし、5000万件のデータが宙に浮いているからといって、5000万人の人がまったく年金をもらえないと言うわけではないようだが、驚愕の事実であることには変わりない。
仮に銀行で、「当行の口座の半数について、預金が預けられた証拠がなくなったので、払い戻しができなくなりました。どうしても払い戻しをしてほしい方は、何十年も前に遡って、預金を預け入れたという領収書などの証拠を持ってきてください」なんてアナウンスがあったら・・・大暴動必至じゃないだろうか? もちろん、年金手帳と違い、銀行の通帳には最終残高が通帳に記載されているわけだから、そんなことにはならないだろうけど・・・そっちの記録の不備をこっちが証明しろと言われても・・・それなら最初から「領収書は年金を受給するまで保存しておけ」と言っておいてもらうか、年金手帳に銀行の通帳のように納付した金額を記録するようなシステムにしておいてもらいたい。
そうでもなきゃ、何十年も前の領収書なんて普通は、保存していないだろう。
国会議員は領収書なしでもよいなんて、つい先日決議されたんじゃなかったっけ? なのに庶民は領収書がいるんだ。 何十年も前の領収書が見つからないばかりに、生活できずに飢え死にするような人がでたらどうするんだ?国会議員はここ数年の領収書さえ不要なのに。
まぁ、所詮、社会保険庁のおエライさんの使い込みをごまかすために電算化するときにデータをわざと間違えさせたりしたんじゃないかね。なんて疑いたくなるよ。
ちなみにこれを書いたのは26日だが、エンピツに登録しているのは28日午後。 登録しようとIEを開くと、領収書問題の中心人物、農水大臣が自殺したって、永田町界隈は大騒ぎらしい。 領収書が不要な人でさえ、こうなのだから、領収書がないとお金がもらえず、生活できないなんて人は大変だ・・・
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