敗戦色が濃くなってきた。 私は陸軍軍曹である。 学徒兵を率いて出陣しようとしている。 戦地に向かう列車に乗るために駅にいると、 戦乱のなかで行方知れずになった戦友を見つける。 言葉少なく再開を喜び合う。 そのとき遠くから一機の攻撃機が飛来してきた。 敵機だ。機体に何か付けている。 誰かが「原爆だ!」と叫んだ。 私は、隣の建物の地下に隠れた。 しばらくして、大きな爆音が響いた。 壁の一部が崩れて日が差しこぼれる。 私は昇降機を上げ下げした。 そしたら人が集まってきた。
・・・・で目が覚めた。 再会した戦友というのはこの間まで行方不明だった友人Nでした。
|