灰色の日記 〜秩序の無い現代にドロップキック!

2006年06月22日(木) 劇場で見る映画のCM

先週映画を見に行ったときに、本編前の予告をみていて思ったこと。
不法ダウンロードや不法売買によるいわゆる「海賊版」を撲滅しようとする運動の喚起CM。
しかめ面の女性が黒い涙を落とし、ドクロが浮かび上がってくるという映像で、女性の声で「感動が盗まれている」という。

”感動が盗まれている”に何か偽善的なものを感じてしまう。
もちろん海賊版は違法で撲滅するべきだが、
海賊版を見ているやつは、海賊版がなくなっても、正規品を買ったり、劇場に足を運んだりはしないだろう。
むしろ、大人1枚1800円もする映画料金を1000円くらいに値下げした方がよっぽど現実的じゃないのかと。


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