モスクワ留学日記
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モスクワ 15〜28度 今日は暑くなりそう。
9日は混乱した現場の映像が何度もニュースで流れ アメリカのテロが起こった時のような 悪夢を見る思いで胸が苦しかったです。
試合前からすでに酔っ払いによる小競り合いは始まっており、 ハーフタイムの時点ですでに現場はめちゃくちゃな状況であったと、当事者から聞きました。
今回の暴動は世界にモスクワの恥を晒したことになり、多くの日本人に「やっぱりロシアって怖いね」と印象付ける結果になってしまいました。
今回の暴動には一般ロシア人達もショックを隠しきれない様子。 「なぜあんなことが…」「事前対策はどうなっていたのか…」 と口々に言い、事件後多くの特集番組が放送されています。
一般のロシア人も恐れるフーリガンとは一体何物か。 彼らは14〜17歳くらいの少年で、暴動の中心はスキンヘッド達。極右勢力のネオナチと絡み、前々から暴動の計画があったという説も流れています。
機動隊が到着するまでの約1時間半に及び、彼らはやりたい放題に街を破壊していきました。逮捕者には3〜8年の求刑とのことですが、中心人物らはすでに去ったあとの警察の動き。
結果的に、今後あの広場でサッカー中継はやらないことになりましたが、今回の事件で若者+集団+アルコールがいかに危険であるかを再確認させられました。
ロシアの注目度が増し、プーチンさんもロシアのイメージアップ作戦を図っていた矢先のこの暴動。
一部の暴徒のために、まるでロシア全体がフーリガンのように思われてしまうようで残念ですが、一般市民はごくごく普通の暖かい人たちです。
私たちは、平和な生活を望むだけです。 いま外は、普段と変わらぬ穏やかさで。。。
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