モスクワ留学日記
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2002年11月01日(金) 劇場ベイビ〜&ハロウィン

モスクワ 0〜2度 侮れぬ寒さ。


==ちょっといい話==

モスクワ劇場占拠テロ事件の人質約750人の中には
妊婦さんも含まれていました。

ダンナさんが妊婦の奥さんの解放をテロリストにお願いすると
奥さんはすぐに解放を許されました。

奥さんは自分一人だけ自由になるのは嫌だと
自分も残ると言ったそうですが、
赤ちゃんの事を思えばすぐに出るのが賢明な選択でした。

ダンナさんは強行突入時にやっと解放され、
病院へ運ばれます。

その2日後、妊婦の奥さんは無事に出産しました。
3000グラム強の元気な女の子の赤ちゃんです。

予定より3週間早かったそうですが、
悲劇の中のうれしいニュースに
ダンナさんは涙目で喜んでいました。

担当医師は赤ちゃんとダンナさんの健康状態についてこう語りました。

「赤ん坊は健康には全く問題なく元気だ。
彼のほうは意識を失った状態で運ばれてきて、
多くの患者の中でも状況はかなり悪いほうだった。
しかし、驚くべき回復力により状態は大変良くなっている。
まったく奇跡としか言いようがないね。
いい出来事は健康回復に大変効果的だという事を示しているよ。」


     ◇◇◇

==ちょっとコワイ話==
   〜モスクワのハローウィン〜

昨日はハローウィンでした。
オバケの格好をして歩くんですよね〜

モスクワではどれだけ盛大に祝ったかって?





地下鉄(環状線の)アクチャーブリスカヤ駅周辺に

フーリガンの格好をした人たちがわんさか出動していました。
軽く200人強かと(涙)

いや、格好っていうか、まんまホンモノなんですけどね。。

その付近に近づくまでの間、
やたら警官が多いなーとは思ったのですが。

道にごっさり
黒ずくめでメタル系の金属じゃらじゃらスキンヘッド達が
たむろする横を通り過ぎるスリル感と言ったら!!

「ニーハオマー」とからかわれたものの
そのトゲトゲした腕に巻いてる武器は振りかざされる事なく
無事に通過できました。

仮装と言う意味では十分ハローウィンだけれど、、
なんとも物騒な。


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