モスクワ留学日記
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2006年09月04日(月) 憂鬱な引越し事情

モスクワ 14度 雨 肌寒い

じっとりどよーんとした秋のモスクワ。
気持ちも沈むってもんです。


引越しを控え、部屋を探しています。
部屋で飼っているにゃんこが5階のバルコニーから落ちて
テレビがプツっと壊れて、電球が大爆発&ショートで停電して
大家に見てもらったら火事になるところだったと怒られ
築40年強のアパートゆえ漏電の可能性大と私は思うのだが
大家は私の責任と譲らないし。
そして最近トイレの電球も破裂ショートしました。

◇◇◇

ロシアは寒冷地仕様なのでどの家にもセントラルヒーティングがあり、
アパート全体に熱湯が通る管を這わせることで室内が暖かく保たれます。

10年に一度とかいう配管取替え工事がこの夏行われ、
各家の古い配管&ジャバラをぶった切って新しい管に取り替えました。
そしてこれらの管を上階から下階までつなぐ作業をしたわけですが、

うちのすぐ下の住人がどうしてもドアを開けず、
警察沙汰になってもドアを開けず
交換した鉄のパイプは切りっぱなしのまま、
工事が中断したまま秋を迎えました。



そして配管取替え工事終了のお知らせが。



下階の住人のおかげで、
冬の間の暖房供給されないことになってしまいました。




ありえねー。



ぜってーありえねー。





その1部屋だけのために、アパート内の10世帯ほどが暖房なしになるなんて!
てかほかの家だって困るでしょう?そりゃみんな暴れるでしょう?



しかしここはロシア。
想像に易しいのは
1)あーだこーだ文句言いつつも耐えるロシア人の図。
2)しょーがないから電気暖房器具を買ってみんな使いまくって停電するの図


どちらにしても暖房供給に至るまでは相当の時間がかかると思われ、
やむなく本気で部屋探し&引越しをすることとなったわけです。



引越しが大っ嫌いなのは、今までの人生で数えるほどしか引越し経験がないのに加え、
「同じところに長く住みたい」という希望があるからですが、
たくさんの荷物を抱えて引っ越すのは本当にしんどいっす。


いい所が見つかるといいなぁ。。



(Mixiではもうちょっと突っ込んだ引越し話書いてます)


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