TRPG回顧録
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2004年03月14日(日) 一応息抜き更新

また息抜きで更新です。


本業の多忙は明後日には一応の峠を越えるのでそれ以降には少々は通常の人生を送る予定なのです。


閑話休題


さて今日は何について書こうかと申しますとロールプレイについてなのですね。


TRPGの方面じゃないのですが先日面白いことを聞いたもので、それはTRPGの方面にもフィードバックできるのではなかろうかなと思ったのです。


友人に演出兼劇作家志望の男がおりましてその男が言った言葉なのですが、




心は台本に書いてある、後はそれを表現するのは役者の仕事。



つまり役作りについて話なのですね。


そいつが演出助手として勉強に行っているところは常連の役者さんはいるものの毎回プロデュース公演をしているのですが、
そこの常連さんの役者さん中に立ち稽古の時に自分で仮の衣装や小道具を作ってきて稽古に望む人がいるそうなのです。


そいつがそこので学んだ事の1つには役作りに限らず何でも形から入っていくというのがあるそうなのです。


と申しますのは変に役作りは内面だ!心だ!って、言っている役者に限って口ばかりだって言うことだそうです。


役の心は台本に書いているそれに合わせるには外見をそれに合わせてやり稽古を積めば自然に内面は付いてくる。


確かにそれは言う通りなのかも知れないなと思いました。


僕もそこのお芝居は毎回見に行っているのですが初めて見たときの感想が




これが演技なのか??




って言うほど言葉のやり取りが自然なんです。




まるでその場に見ている側の人も存在しているような錯覚すら覚えるのです。




見ていると登場人物の誰かの視線でお芝居を見る事ができるのですね。


思ったのはこれはロールプレイにも役立てられるのではないかという事なんです。


もちろんそこのお芝居を見ることはもちろんなのですが、その稽古と似たようなプレイイングでTRPGにも同様に役立てられないかなと思ったのです。


俺がその話を聞いていて思ったのはキャラクターの心が宿っている物って何だろうと思いました。


それはキャラクターシートだと思いました。



なにしろ能力値から何までキャラクターの情報の全てがその紙一枚に載っているのです。


そう言えば海外のゲームは身長、体重、髪の色とか目の色まで書き込めるものまでありますね。


そう言った点でもやはりキャラクターの心はキャラクターシートにあるのではないかと思いました。



別にこれを読んでいる皆さんにそう実践してくださいという内容ではないのでそういう見方も出来るということを読み取ってもらえたらなと思います。


それと立ち稽古に相当する物は何だろうと考えました。


それは日々のセッションですね。


しかもキャンペーンの。



立ち稽古というのは本番までに役の味を出すために重ねる物らしいのですが、TRPGには本番という物は存在しません。


なのでキャラクターの味を出す場というだけで考えるとやはり日々のセッションではないかと思いました。


では小道具や衣裳という点で考えるとどう対応させるか?

それは小道具は実際にキャラクターが持っている持ち物に近い物をプレイヤーが実際に持つということですね。



私の師匠であるアルベール様もプレイヤーをするときにセッション前とかにコンビニに行きますと


「俺のキャラクターはワイングラスを持っているから(それっぽいプリンとかの器を指して)コレワイングラスの代わり。」


ってそのプリン買ってプレイに望んだりします。


そうして小道具を揃えるわけですね。


結構そう言った小道具に拘るゲーマーさんはいたりしますよね。


あとは衣裳ですね。


俺が昔良くやっていたのは現代物や未来物(サイバーパンクなど)はキャンペーンに普段キャラクターが着そうな服(もしくはそのイメージに近い服)でプレイに望むというのがありました。


昔はよくテロ牧師のキャラクターをあちこちでしていたのですがそのときにしていたのは全身黒い服で統一して十字架のネックレスをしてプレイに望んだというのがありました。



あとはそれが難しかったりファンタジーの場合ですとフィギュアを用意して見るというのもありかと思いますね。


実際にフィギュアユースのあるプレイじゃなくても目の前に置いておくだけでずいぶんとイメージが変わると思いませんか?


この遊び方もなさっていらっしゃる方が結構いますね。



ま、要は遊ぶ本人の気持ちの問題というだけですがこうして遊んで行った方がキャラクターに対する思い入れは一層深まるのではなかろうかと思います。









追伸:決してコンベンションにプレートメイルを着て行かない様にくれぐれもご注意ください。


テロ牧師

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