TRPG回顧録
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先日のオフ会にてガープスのキャラクターメイキングには“一日かかる”という話があったのですが、実はそれに当てはまらない例外地域があります。
それは北海道です。
自分は北海道出身なんですが今から5年位前(うわー)、コンベンション後の駄弁りでこんな話題が上りました。
そこには私の他に大学時代を北海道で過ごしたという友人(知り合ったのは上京後)を含めて数人の友人が居たのですが、
ガープスの作成には1日かかるからコンベンションではプレイできない。
という話題が出ていたのです。
しかしこの意見に対して真っ向から石を投げたのが我々二人。
なんせ北海道では普通にコンベンションでガープスの卓が立ってゲームがプレイされます。
その友人が言っていたのですがガープスがコンベンション遊べるのは北海道くらいだそうです。 その頃の北海道はSNEのゲームが主流で(今はどうだか知りません。)他のゲームはほとんど遊ばれていない状態でした。
特に北海道はこちらほどゲームの情報が流れないのとTRPGと言えばSNEと言うくらいSNEのゲームが浸透して遊びこまれていたのです。
それで、どういう事が出来たかと言いますと、
妖魔夜行(350CPキャラクター) 当日PC作成でセッション。
サイオニックス(500CP) 同様に当日PC作成でセッション。
中でも一番面白かったのが100CPでキャラクターを作成して行われる天下一武道会。
全員で100CPキャラクターを作成し一対一で戦い頂点を決めると言うものなのですがこれが非常に熱かったです。
ルールはマーシャルアーツとベーシックだけだったんですが非常に白熱してました。
ある一人が来るまでは。
そいつは中学の同級生だったのですが、こともあろうに能力値をギリギリまで下げて全て技能とお金に費やしたのです。
結果どういうヤツが出来上がったかと申しますと、
ガッチガチにプレートメイルを着てラージシールドとショートソードを装備したモヤシ野郎です。
しかも装備は全て魔化済み。
ガープスのルールだと戦闘では防御側が回避に成功しつづける限り攻撃が当たらない。
ファンブルしない限り攻撃が当たんないんですよ!
フェイントしたり全力攻撃したりして攻撃を何とか当てても魔化したプレートメイルにダメージが通らない。(汗
スタンダードに組んだ俺の(ロングソード+シールド&ヘビーレザー)の戦士は2回戦でそいつとあたり敗退。 体力14もあって1点もダメージが通りませんでした。(泣
おかしいよな…1回戦まで『修羅の刻』の様な熱い戦闘を繰り広げていたはずなんですが……
しかもヤツの戦法は
「6回に1回くらいはクリティカルすんべ。」
って、ひたすらクリティカル狙い。
なので“ただでさえ長い戦闘”が長いこと長いこと。
しかも誰も財産にCPつぎ込むヤツが居なくて結局ヤツが優勝し対戦相手の反感を買うことになる。
苦々しい北海道での思い出でした。
※当時自分の住んでいた地元ではガープスは最初に能力値につぎ込んで後から技能で判定値を底上げすると言うのがキャラクター作成の主流でした。
なので特にマーシャルアーツ使いなどはお金を気にかけないんですよね。 当時の地元はマーシャルアーツ発売して暫くした頃でマーシャルアーツ全盛でした。 その中多くの格闘家に一石を投じるべくソード&シールドスタイルでキャラクター作成をし武道会に臨みました。
テロ牧師

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