変人と一番最初に会ったのは合コンでだった。
以前の日記の今は絶縁した中学からの友達及びその彼氏主催の合コン。
去年の12月中旬だった。
その12月だけで、自分は3回合コンしていた。
史上最高の合コン数/月であった。
自分は呼ばれれば大体どの合コンにも顔を出していた。
その物件の大半は今はなき中学からの友達からだったが。
ぽちは一種の持ち駒化していた訳だ。
自分の売りは「来る相手にケチをつけない」ことだった。
26才当時、19才上京したての子とも呑んだことはある。
その物件の中でも、12月合コンは、肩書きはまともな部類の合コンだった。
所謂先生業な人々。
12月の3回の中でもまぁ戦闘モードであったことは確かだ。
当初。
4対4。
幹事(ぽち中学友人)
その友達(夢見勝ちハイテンション系)まりちゃん
ぽち
ぽち友人。
まりちゃんは若作り女子大系の女を売りとしたピント外したハイテンションさだったので、自分は大人しい風の外見になっていった。
自分は周りの人間を見てバランスを取る癖がある。
及び自分の友達の手前勝負モードがばれるのが嫌だったのだ。
ここで、夢見勝ちハイテンション女がいなければ、もっと華やか系しゃべる女にぽちがなっていたでしょう。
その飲み会では全体的に男のサービス精神が悪かった。
まぁ高学歴系にありがちなこととして、無難にやり過ごした。
ぽち+ぽち友人はこれ以上居ても収穫なさそうだし、女幹事とまりちゃんの制御不能のハイテンションがうざくて、一次会だけで退散。
その日の評価はBBB-。
ちなみに変人とは最後2.3言だけ言葉を交わし名詞を交換しただけ。
出だしが、「あのデブどー思う?」という
隣にいたウィスキーしか呑まず、貝は嫌いだから食べられないという男の言葉だった。
そのデブの方向を見た瞬間「デブ=変人」と目があった。
4人の中で一番先生臭がしなかった。
自分はそこそこ肩書きが好きなクセに、威張る人間が嫌いなのだ。
そこが最大に気に入ったと言っても過言ではない。
その後探り合いのメールをし、12月の終わりにはもうつき合うことになっていたのだ。
それからまだ1年経っていない。
変人はその事実に最近ようやく気づき
「早すぎない?」と言い出した。
気付くのが遅すぎるんだよ。
ちなみに、その不愉快になるほどのハイテンション女も今はその時にお持ち帰った男とつき合っている。
恐るべきカップル成立率。
*当時の変人は178cm77kg