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2004年03月01日(月) |
ろう児に対する教育方法 |
「たったひとりのクレオール」(上農正剛著 ポット出版)を読んで愕然としている。。。
今まで信じてやってきたわが子に対する聴覚口話法が実はぜんぜん役にたっていないのではないかと疑念を感じるからだ。
確かに最近、子どもとの会話で少し意思疎通が難しいと感じることが多い。何を言ってるのかわからず、イライラすることも多い。この前までは気にしていなかったが、異常なほどの語彙の少なさと助詞のなさ。そういう親の不安をストレートにこの本は批判する。
ろう者にはやはり手話、それも日本語対応手話でないろう者間でやりとりされる「日本手話」を第一言語に育てるべきなのかもしれない。
ろう教育にはいろいろな意見がある。でもインテグレート至上主義は最近破綻してきていることはまぎれもない事実だ。日本手話を再度みなおし、中途半端な言語獲得だけはさせないように注意する必要がありそうだ。。。
◇◆ 今日の読書 ◆◇ 「たったひとりのクレオール」(上農正剛著 ポット出版) 読書中
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