まれ日記

2002年02月12日(火) モーグル

ソルトレークのオリンピックが始まって、テレビもオリンピック一色である。先日の日曜の明け方に女子モーグルの決勝が行われた。おれはオフ会に出ていたため、見ることはできなかったんだけど。

前回の長野で金を取った里谷選手は今回は銅メダル、メダルが期待されていた上村選手はメダルを取れずに終わった。でも後でVTRで見たら上村選手の滑り、カッコよかった。メダル取っても全然おかしくない滑りだったよ。見た目もかわいいし、言うことないね。

確か昨日の朝だったか、その二人がスタジオに呼ばれて司会者からインタビューを受けるシーンをテレビでやっていた。その中で上村選手が話していたこと…ちょっと印象に残るフレーズがあった。要約すると以下のような感じ。

「滑ってる間はいろいろミスしたときとか、すべて覚えてるんです。でも、ゴールした瞬間はそんなことすべて忘れてすごい充実した気持ちで一杯になるんですけど(中略)…でも後でビデオを見るとわかるんですよ。あそこで「ミスした」って思ったのは「ああ、なるほどこういうことだったのか」って、ビデオを見て初めて思い出すんです……」

そんなインタビューを聞いてたら、プロのモーグル選手もアマチュアバンドマンも同じようなもんなんだなって思った。ぼくらも上村選手も、本番の際には非常に性質の似通った緊張感と対峙するのだ。舞い上がってしまって、普段犯さないようなミスもする。舞い上がりすぎて、終わったときにはミスしたことも覚えていない。あるいはミスしたことしか覚えていない…。

日本のモーグル界のトップ集団を走る超人だと思っていた人から、そんな人間らしいコメントが聞けて、なんかうれしくなった。

上村だってそうなんだから、おれたちが緊張しないわけはないのだ。そんなことを思った。


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mare

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