2003年01月14日(火) |
「アメリカン・スイートハート」 |
ジュリア・ロバーツです。実は「プリティ・プリンセス」よりもコッチの方が見てみたかった。というわけで、あらすじ。
キキ(ジュリア・ロバーツ)は大スターの姉グウェン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の付き人として働く33歳の独身女性。グウェンには大物俳優エディ(ジョン・キューザック)という夫がいて、夫婦俳優として二人の恋愛映画は大ヒットを放ち続けてきた。 が、一年前、「時を越えて」という映画の撮影中にグウェンはスペインからきたしがない俳優ヘンリーと不倫関係におちいり、以来二人は別居状態。夫婦であったからこそ人気のあった二人の人気も同時に低迷する。 そんな折「時を越えて」の編集が終了。宣伝担当のリー(ビリー・クリスタル)は、なにがなんでも試写会場にグウェンとエディの二人を仲良く出席させなければならない状態に。二人も、ここが人気の分かれ道ということを理解して、試写会場のラスベガスまでやってくる。 一方、姉の旦那エディこそ、キキがずっと想いを寄せていた相手。姉の別居から一年の間に体重を30キロも減量。綺麗になったキキを見て、グウェンに未練タラタラのエディも驚く。わがまま放題のグウェンに振り回され、マスコミにはプライベートをほじくられ、波乱含みの試写会は、いま幕をあげようとしていた・・・。
とまぁ、こんな感じ。 実は、もっとロマンティックでしっとりした感じのものを期待していたのですが、フタを開けてみたら、下ネタ満載のラブコメディでした(爆)。でも、いい意味で裏切られたので、楽しく拝見。確か制作はディズニーだったと思うんだけど、コレでもかといわんばかりの下ネタの波状攻撃にはビックリ。ひょえ〜って感じでした。 そして、見所はといえば、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ!!この映画はやっぱりこの人。まるで叶姉妹を見ているような、ジコチューな姉。サイコーです。この映画ではジュリアよりもこの人の方が面白いし、得してると思う。大スターであることが生きがいの女優をよく演じています。かなり笑えるほどに。えぇ。 マイケル・ダグラス夫人ということで、非常に私生活もむふふなんでしょうね・・・とマスコミに散々言われていることを逆手にとった、いいキャスティングだったと思います。ビリー・クリスタルが脚本と制作にもかかわっているせいでしょうか。いいラブ・コメディにしあがってました。
「時を越えて」の全編を見たかったのはワシだけではあるまい・・・(笑)
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