朝、茶々丸とカクちゃんのおっかけっこの音にて目が覚める。 普通にある目覚ましの音(ジリリリなどは特にだめ)が嫌いなワシには、いい目の覚め方だと思う。ちなみにワシ愛用の目覚まし時計は、川の水の音に鳥のさえずり+人の声で「おはよう!時間ですよ!」と言われるものである。これがなかなかよい(笑)。電話の音でも起きてしまうので、モーニングコールを頼んだ時でない限りは電話の音も消してある。
が!この間はすごい音で目が覚めた。
頭上を飛ぶ戦闘機の爆音である。
そう。鎌倉は横須賀の近く。そして厚木とか大和とかに向かう戦闘機の通過点(^^;)、アメリカがどっかで戦争してたり、横須賀に軍艦が寄港していたりすると、戦闘機が飛ぶからよく分かる。
しっかし、テレビをみていて驚いた。
どこまでがヤラセでどこまでがマジなのかわからんけども、バグダット市民よ!!なんなんじゃろかー??
「ブッシュ万歳!ヽ(^o^)丿!われわれはアメリカ人だ!アメリカのためならなんでもする!」
と、カメラに向かって大喜びの民衆(−−;) おいおい、キミタチはこの間まで「われらはサダムと共に!」って言ってたんじゃあ・・・・。
まぁ、みんなが手にブッシュの写真を持っていたあたり、ヤラセのニオイはぷんぷんするんだけど(だって、以前のイラクでブッシュの顔の上にヒーローとか書いてあるブロマイドを売っていたとも思えないよねぇ。となると、軍が・・・配った?)、そうやってトップが変わるたびに新しい人を褒め称えて生き抜くってことを繰り返してきた人たちにとって、ブッシュだろうとフセインだろうとどっちでも構わないってことなのだろうか・・・と。
第二次世界大戦が終わってもうすぐ60年。 いまでは男女ともに選挙権もあり、年下が年上に対してタメ口を聞いても非難されたり殴られたりすることもなく、生徒が先生に暴力を振るったりするような日本になったけれども、かつては自分の意見を述べると捕まったりするような国だったことも確か。 天皇万歳と言って戦わなければいけなかったあの頃から、ここまで来るのに50年強。 でも未だに男尊女卑であったり、人種差別意識の強い人がいるのも事実。 いきなり政権が変わったからって、人の意識はすぐには変えられない。しかも、それだけ根強いものを植えつけられてる場合はなおさら。
春の訪れと共に、戦争も終わったような感じ。 しかし、イラク国民に本当の春が来るのはいつになるのだろうか?
彼らが本当に讃えたい人の名を口にできるまで、あと何年かかるのだろうか?
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