2003年05月15日(木) |
「トゥルー・クライム」 |
いつも思うのだけど、「トゥ」を入力する一番速い方法ってなんなんだろう? 「ディ」とかみたいに「DHI」と三個打てば変換できるって方法があるのなら、教えて欲しいものです。なんせ、ワシはいつも「TUXU」で入れてるからなぁ・・・。面倒くさいといつも感じているのですよ。
で、トゥルー・クライム。クリント・イーストウッド監督・主演という、いつものことです。自分で演出してかっこいい主人公になる。 ・・・・・ワシだったら恥ずかしくてできないと思う(−−;)。 だって、自分で主演、自分で監督ってことは(しかも制作とかもやってたりするでしょ?この人) 「ここで俺がこう来るから、この角度で撮ってくれ!」 とかっていうわけでしょ? くは〜〜〜!恥ずかしいじゃんか〜〜〜〜!!
ジャッキーが主演のはなんとなく分かるんだけども、でもクリントさんは・・・ねぇ(^^;) そしてクリント・イーストウッドで思うのは
「やはり吹き替えなら山田康雄で」
ということでしょうか? 幼い頃はこの人の西部劇をテレビの吹き替えで見ていたりしたのですが、山田さんだったのですよね〜。そう、コロンボの吹き替えが小池朝雄じゃないと変に感じるってのと同じ(笑)。やっぱり小池朝雄の声で 「うちのかみさんがね・・・」 って言ってもらわないと「コロンボじゃないやい!!」って思うでしょ?(笑)
で、「トゥルー・クライム」。あらすじはこんな感じ。 知り合いの白人コンビニ店員を殺した罪で死刑囚となった黒人のビーチャム。彼は無実を叫び続けていたが、場所は南部ということからも、黒人への風当たりは強く、死刑は逃れられない状況となっていた。 一方、元アル中で女癖も悪く、自分の嗅覚だけを信じてスッパ抜き記事を書き地方へ飛ばされてきた新聞記者・エヴェレット(クリント・イーストウッド)。そんな彼は、ビーチャムの死刑執行12時間前になって、担当していた記者が事故死したことから、急遽死刑前のビーチャムにインタビューをすることになる。 ビーチャムに出会い、彼の罪が冤罪であることを感じるエヴェレット。しかし、残された時間は短く、しかも彼が「悪質な新聞記者」であることが有名なために、冤罪を叫んでも知事は動いてくれない。決定的な証拠がない限り、ビーチャムの死刑は執行されてしまう。残された時間は数時間。 さぁ、どうなる・・・・?
と、こんな感じ。 まさにクリントのクリントによるクリントのための映画(爆)。 69歳(当時の実年齢)のクリントがやりまくりのプレイボーイを演じるのはどう見ても不自然(−−;)おまけに、娘が4−5歳くらいなのよね・・・無理がありすぎる・・・と思ったら、なんとその娘役ったら、ホンモノのクリントの娘だったわよ・・・。いいねぇ。男の人は若い相手を見つければいくつになっても子供作れるからねぇ(^^;) しかし、エヴェレットってば、ワシが言うのもなんだけどもサイテーなオトコなわけよね。決して好きにはなれん・・・。 サイテーな男なのに、冤罪をきせられている人を見て「こいつは無実だ!」とかって直感で感じて動き出すの。あ・・・ありえねぇ・・・・(−−;)。周りを説得するのに「証拠はないけどそう感じる!」って、アンタ・・・それを信じろと??同僚の奥さんと寝ていて、飲んじゃいけないアルコールを職場で摂取しているアナタのことを?? ・・・って感じ(^^;)。きっとクリント的にはオールオッケーなのだろうな(笑)。そういう、腐れた男が事件に立ち向かうのが美学なのだろうな・・・。いいんだけどさ(−−;)。
しかも最後の最後で口説く女が、親子以上に歳が離れているであろう、ブレイク前(だよね?)のルーシー・リュー(←アリーmyラブのリン役、およびチャリエンで有名のアジア系ハリウッド女優)。とことん、ありえねぇ・・・。
結局この映画に対する評価は「クリントが好き」であるか否かによると思う(笑)。好きなら、なんでもアリだろうし、好きでなければ「え〜〜〜(−−;)」で終わるんだと思う。 ワシは、実はあまりクリントに関して好きとか嫌いとか考えたことがなかったけど、とりあえず今回思った。
「おじいちゃん・・・・だよね(^^;)」
と。
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