我が家の軒先に、セグロアシナガバチ(という種類らしい)の巣が、夏の初め頃からありました。
最初あまりのでかさと色味の具合(オレンジと黒のツートンカラー)に、スズメバチかと勘違いしたワシは、市役所に電話をしたものの、巣のカタチを聞かれ
あ!!
と、アシナガバチであることに気付き、結局 「アシナガバチなら大丈夫だろう♪」 という気楽なファミリーの選択にのっかるカタチで、な〜んもせん・・・という我が家らしい対策をしておりました。 まぁ、かなぴんから「秋になれば寒さに負けて勝手に居なくなるよ」とも聞いたので、なら無理に殺す必要もあるまいというか、まぁやっぱり、な〜んもせんという・・・。あぁ、ぐーたらファミリー。
しかし、今年はナカナカ寒くならなかったせいか、ハチさんは一向に減る気配がなく、我が家にくる宅急便のお兄さんたちも近寄らず(笑)(←毎度近くから電話をくれて、玄関から遠いところまで荷物をもらいに行ったりしていた)、セールスの方たちも近寄らず、ただ近寄ってくるのは宗教関係の勧誘だけという(←やはり試練を乗り越えることが快感なのだろうか?)、不思議な状態でした。
9月になっても、10月になっても減らなかった蜂さんたちは、11月になった時に、少しだけ減ったような気がしました。 寒くなる気温に、みんなで寄り合って温めあっている姿は、なんとなく心を打つもので、減って欲しいと思っていたにもかかわらず、なんかしらんけども、段々
「がんばれ〜」
という気になっているワシでありました(^^;)
いっそ下で焚き火でもしようかとまで思いましたが、かなぴんに
「いぶされちゃって迷惑では?(^^;)」
と、普通に諭されて、それもそうだなぁと断念。
どうにかして暖かくできないものか!?とも思うけれども、生き残ったところで女王蜂はすでに別のところにいってしまっているわけだから、こいつらやること無いもんなぁ・・・とか考えたり。
そう思うと益々なんかしらんけどもかわいそうな気になってくる。
こいつらの一生・・・なんなんじゃろか〜・・・と、哲学的に考えてみたりして。
毎日ハチを見ては、ほぉっとため息をつく日々、玄関を出た瞬間にまさに断末魔のハチを見ちゃったりした日は、その時からなんとなくブルー(−−;)
しかし今日、残り数匹だったハチさんも、とうとう居なくなってしまいました。 巣の下にご遺体がないところをみると、どこかに行ったのか、アリさんが運んだのか、もはや知りようもありません。
きっちり12月に消えるあたりが、ちょいとニクイね。
これが自然の流れだからしょうがないといえばしょうがないんだけども、やはり毎日顔を合わせると情が移っていけないねぇ(^ヮ^;)
来年もまたこの子達の親戚縁者が来るのでしょうか。
まぁ、なんの被害もなかったし、別に来るなら来るでいいんですけれどもね。
今では残った巣だけが、ぽつーんと残されておりまする。
さて、いつ撤去しようかねぇ・・・。
|