寂しさ

寂しさは、いつも突然訪れる。

ご飯を食べに、ぷらぷら歩いているとき。
本を読み終わって一息ついたとき。
満員電車で、揺られているとき。
仕事からの帰り道。

圧倒的な孤独感と、なぜか湧き起こる、とても些細な安心感。
そういうときに、ぼんやりと思索する。
何も手につかず、食欲もなく、ただただぼんやりと考える。
いつも結論は出なくて、ふと気付くと、寂しさは消えている。
世界は存在し続け、自分はここにいるんだと認識する。

寂しさは、落とし穴みたいなものなのかもしれない。
ゆっくりと、決まったペースで歩き続ける、その道に設置された落とし穴。
すとんと落ちて見上げると、日の光が真っ直ぐに差し込む、そんな落とし穴。
2002年09月08日(日)

日々 / いけだ