人と物

物が人を作る。
そういうことがあっても良いと思う。

値段の高低とか、ブランドの有名無名とか、
そういう分かり易いものではなくて、
本当に良い物を使っていきたい。

自分のために作られたのではないかと思うような、
そういう既製品を見つけたい。

他人に貶されても、誰も良いと言ってくれなくても、
自分が気に入って使っていける物。
まるで、自分の体の一部であるかのように使っていける物。
そういう物が身の回りに何個あるかによって、人の品格って決まるような気がする。

性格とか、外見とか、そういった物は後からいくらだってついてくる。
まずは形から入るって、一見安直に見えるけど、
入るべき形を極めようと思うと、これほど難しいことはないんだな。

時間をかければいいってもんじゃないし、
お金じゃないとは言っても、やっぱり良い物はそれなりのお値段はするものだ。
目も肥やさなくてはいけないし、
いろんな情報を取捨選別する必要だってある。

物が溢れて、飽食の時代と言われて、もう長いこと経つけど、
物の数に反比例するように、良い物の数も減ってるような気がしなくもない。
職人さんが、一つ一つ魂込めて作った物は、
やっぱり、物に気迫を感じるし、
かといって、機械でオートメーション化された物が、全て悪いってわけでもない。

良い物って、言葉で言うのは簡単だけど、
じゃあ、どんな物が良い物なのかな?
それを探し続ける人生って言うのも、なんか粋。

2002年09月13日(金)

日々 / いけだ