無い袖は、振れない

単純に、お金だけのことじゃない。
もともと、持っているものがあって、持ってないものがあって。
それは、人によってまちまちで、
ある人は、持ちきれないほど抱えているのに、
別な人は、見たこともなかったりする。
だけど、それは不公平ってこととは、ちょっと違うんだよね。

持っている人が幸せってわけでもないし、
必ずしも必要ってものでもない。
要は、「無い袖は振れない」ってことなんだと思う。
それに気付くか気付かないか、ただそれだけってことなんだ。

もちろん、あるに越したことはないし、
いつでも、袖が振れるように準備しとくのも大事なこと。
でも、無ければ無いでも、何とかなる。
それが目的になっちゃうと、有り余るほど手に入れたときが怖いよね。

「自分は不幸だ」と思った瞬間、人は不幸になる。
周りがどう思っていたって、決めるべき価値の基準は、自分の中にしかない。
無い袖は振れないんだから、しょうがないんだって開き直ることも、
長い道のりを歩き続けるのには大切なことだったりする。
いつも、心へ少しの余裕を。
2003年02月13日(木)

日々 / いけだ