リメイク

最近、流行なのか知らないけど、音楽業界でリメイクものが増えてきてる。
過去の名曲を、アレンジし直すか、またはほぼ原曲で、再度出すというあれ。

名曲を、新たな視点から聞くことが出来るという点では、悪いことではないとは思う。
だけど、そのほとんどが、原曲よりひどくなっているというのは、
なんというか、言葉もない。

特に、新人のプロモーションとしてのリメイクものは、凄惨ですらある。
リメイクされた原曲のアーティストさんは、あれを聞いて平気なのかな。
アレンジもひどけりゃ、歌い手もカラオケの延長って感じ。
敬意を持ったリメイクではなくて、ただ、ネタが切れただけという気がしてしょうがない。

もちろん、掃き溜めに鶴のごとく、きらきらと光るリメイクものだってある。
そういう曲は、原曲とは雰囲気がまるっきり変わっている
アレンジになっているものがほとんどで、言うなれば、
そのアーティストの新曲のような雰囲気の曲に仕上がっていたりする。

自分の精一杯で、原曲の持つ良質な素材を最大限に引き出して、
それを、愛情と尊敬の念を持って歌い上げるというのが、リメイクというものだと思う。
2003年03月09日(日)

日々 / いけだ