【音楽】Local Bus

 また一つ、心が共鳴を起こす音楽と出会いました。

 80年代から90年代前半にかけての、NHK「みんなのうた」を彷彿とさせる柔らかいメロディに乗るのは、心の表面に知らないうちに付いていたケバを、優しくそっと研いでくれるような、そんな素晴らしい声を保つ、野見山睦未さんの歌声です。
 野見山さんは、作詞作曲もこなしていて、独特の世界観を醸し出す歌詞がとても良いです。
 バックで野見山さんをしっかりと支えている、永嶋圭司さんの演奏は、自由闊達な野見山さんの歌声がふらふらと飛び立っていかないようにつなぎ止めている感じです。

 とにかく、野見山さんの歌声が、かなりツボです。
 特別に高いというわけでもなく、太いわけでもないけど、飄々とした軽さを持ちながらも、芯がかっちりとある、存在感があって凛とした歌声です。こそばゆくて心地良いような、少年の頃に憧れたお姉さんの歌声という感じなのです。
 その歌声が、同じく少年の頃に耳にしたような、少しノスタルジックなメロディに乗ってくるんですから、ほとんど反則に近いほどの威力を持っています。
 ほんと、いいです。

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2003年10月08日(水)

日々 / いけだ