| 【読書】四季 夏 |
四季 夏 森博嗣著 講談社ノベルス
感想: 季節は夏を迎え、世界に色が付き始めた。 その鮮やかさの中で、今まで闇に隠れていた事象が照らし出されていく。
いや、オールスター競演で、超豪華版です。 S&MシリーズやVシリーズにおける主要メンバと、全ての軸の中心にいる真賀田四季とのロンドは息つく暇を与えません。いろいろなところで、いろいろな思惑が重なり合い、四季自身も自らが創り出した変化の渦に身を投じる。 本誌リースは、他の作品を例に出すのは気が引けるのですが、京極作品の作品「絡新婦の理」に近いような、全ての総決算的なシリーズであることを再認識させられるものです。 どこで終わるのかは分かりませんが、本シリーズが収束したときに、その次の作品はどんなものになるのかが不安になるほどのテンションの高さです。
まあ、自らで決められない先のことを気にしていても仕方ありません。 ただ、この書物を読んで得られる快感に身を浸しましょう。
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2003年11月15日(土)
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