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2004年07月24日(土) ■ |
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小さな大人 |
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10年以上、ほぼ毎日電車に乗っている。 いつも思うんだけど、電車に乗らずに生活をするわたしがいたら きっと性格や感じ方が違う人間であったのではなかろうか。
とにかくねー、通勤ラッシュは人間の心を蝕みます。 他人を責める気持ちばかりがすくすくと育ちます。
昨日、会社で言うと営業成績の良い課長クラスの イタリーなおじさんがいた。 全てのひとがドアに平行に立たないと無理な車内で ひとり進行方向を向き、あろうことか新聞を読んでやがった。 手を動かすことも出来ない状態で、そいつが無理矢理自分の為に 確保してるスペースはちょう迷惑で。
そいつのそばにアッパッパーな感じの女の子がいた。 自分を飾り立てて道端でギター弾いてそうな。 その子のでかい鞄がイタリー課長の足に当たってるらしく、 さかんに彼女と足元を見たりしてアピりだした。 それでも彼女は気付かないので、イタリーは舌打ちなどしだした。やっと彼女も気付き、すいません。と言った。
これだけの事なんですが。 一部始終を眺めてるわたし。 イタリー課長の小さくて狭い心を馬鹿にすることもつぶやけないし。 公衆の場で本当にアホなことしてんのは、 見た目まともな大人の方だったりする。
今悩んでるのは、 わたしもそうゆうひとになりそうな気がしてるから。
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