生まれて初めて、大河ドラマを見ている。 題材が『新選組』だからだ。
高校時代に新選組を好きな人がいた。 ちょっと気になったものの、私の中で『土方歳三』=近藤正臣という配役(ドラマ『白虎隊』)が頭から離れず、二の足を踏んでいた。 それでもずっと、頭の片隅にあったので、何冊かの関連の文庫本を手に入れた。 そして、5年前にGLAYジャンボに乗りたいがために行った函館で、五稜郭を訪れ、土方歳三さんの写真を見た。 ハマりました・・・ ミーハーな私としては、すっかり魅了されてしまった。 帰るなり、買っておいた本を読み、本屋で関連書を探し、『風光る』という漫画に出会った。 『風光る』の作者の渡辺多恵子さんの歴史解釈は、私には目からウロコだった。 そう、一般に読まれている新選組本だって、ちょっと古い時代に書かれただけであって、それぞれの筆者の歴史解釈によるものだ。 色々な解釈があってしかるべきなんだもんね。 それから、歴史の面白さに別の面がある気がして来た。
今回の大河ドラマは、賛否両論あるようだ。 私のブックマークになっている新選組関連のHPでは、圧倒的に『否』の意見が多いみたい。 でも、私は三谷新選組が好き。 あんなこと、青春の勢いがなくちゃできないって思う。 若い男の意地って感じるところがある。 だから、重鎮が演じる近藤、土方、沖田は、私にはリアリティがないのだ。 三谷新選組はそんな私にピッタリの配役。 とても純粋な、香取近藤が、これからどんな苦悩を持って突き進んで行くのか、楽しみで仕方ない(^_^)
|