つれづれ

2004年04月11日(日) 新選組

生まれて初めて、大河ドラマを見ている。
題材が『新選組』だからだ。

高校時代に新選組を好きな人がいた。
ちょっと気になったものの、私の中で『土方歳三』=近藤正臣という配役(ドラマ『白虎隊』)が頭から離れず、二の足を踏んでいた。
それでもずっと、頭の片隅にあったので、何冊かの関連の文庫本を手に入れた。
そして、5年前にGLAYジャンボに乗りたいがために行った函館で、五稜郭を訪れ、土方歳三さんの写真を見た。
ハマりました・・・
ミーハーな私としては、すっかり魅了されてしまった。
帰るなり、買っておいた本を読み、本屋で関連書を探し、『風光る』という漫画に出会った。
『風光る』の作者の渡辺多恵子さんの歴史解釈は、私には目からウロコだった。
そう、一般に読まれている新選組本だって、ちょっと古い時代に書かれただけであって、それぞれの筆者の歴史解釈によるものだ。
色々な解釈があってしかるべきなんだもんね。
それから、歴史の面白さに別の面がある気がして来た。

今回の大河ドラマは、賛否両論あるようだ。
私のブックマークになっている新選組関連のHPでは、圧倒的に『否』の意見が多いみたい。
でも、私は三谷新選組が好き。
あんなこと、青春の勢いがなくちゃできないって思う。
若い男の意地って感じるところがある。
だから、重鎮が演じる近藤、土方、沖田は、私にはリアリティがないのだ。
三谷新選組はそんな私にピッタリの配役。
とても純粋な、香取近藤が、これからどんな苦悩を持って突き進んで行くのか、楽しみで仕方ない(^_^)


 むかし  もくじ  みらい


かなこ [MAIL] [HOMEPAGE]