おぎそんの日記
おぎそん



 Musication

つーわけで、久しぶりに音楽の話題でも。
先日、約2ヶ月ぶりにタワレコを襲撃して(notパン屋襲撃)きたのでそのあたりでつらつらと。

ACIDMAN「ALMA」
Youtubeとしてはこちら
いやはや、いい音ですなぁ。この曲が入るからニューアルバムが神盤決定って言いたくなるのはわかるわ。
とはいえ、デビューからもう8年経つわけで、早いなぁと思わされる次第ですよ。確か、デビュー当初は「プレデビュー」として3枚のシングルを切って、満を持してアルバムデビュー。この頃、東芝EMIはバンドものをちゃんと売る力(ちから)があったんだよなぁ・・・。まぁコピーコントロールだったけどな。
で、だんだんいわば、地味というかなんというか、説教くさいというかなんだか宗教チックな”思想”が入ってきて、個人的にはスルーしてたんだけど、今回のは許容というか素直に耳に入ってきてます。このくらいのバランスが大事。曲できちんと伝えているんだから、ライブではあんまり余分なことを言わないほうがいいと思うよ、大木くん。あなたたちのライブを聴きに行く人たちには十分伝わっているんだからさ。

Love「片想い」
Youtubeとしてはこっち
なぜか、Jungle Smileのカバー。って、14年も前だがね。Youtubeはこちら
9月に入って街を歩いているときに、「片想い」が流れていてなぜ今頃なんだろう?? ととっても疑問だったのですけど、mixiのコミュニティを見て解決。なるほど、こいつらのカバーだったのね。
えっと、検索してもアレなんですけど、この女性ユニットは”あの”EXILEの事務所に所属。
個人的には、元Core of Soulのボーカル担当だったLOVE(中村蕗子)が名前として先だと思ってるんですけどね。ちなみに、彼女は今のところ、ドリカムの事務所所属。
ああ、大塚愛のうさぎキャラクターもそんな名前でしたわね。
なわけで、どんな事情でこの曲をカバーしたのかはわかりませんけど、個人的には頼むから汚さないで! 高校時代の大切な曲なんだから! って思い出いっぱいです。
まぁ、どうあがいても高木郁乃のあの表現力に勝るわけがないんですけど。
というわけで、高木郁乃嬢と吉田ゐさを氏に印税がたんまりと入りますように。カラオケでの需要は高そうだしな。

JAY'ED「Shine」
Youtubeはこっち
JAY'EDって、昨年のアルバム「Musication」を引き合いに出すまでもなく、そのアルバムの先行シングル「Everybady」(auSportsのCM曲でしたね)を聞けばわかるように、とってもわかりやすい洋楽80年代ポップスのニュアンスを出していると思うんですよ。
なので、おぎそんの評価はすこぶる高いのですけど、世間一般ではそうではないようで。
うーむ。こんな良質ポップスが結果を出せない、というのはつらいなぁというのが正直な感想です。
所属レコード会社はトイズファクトリー(Mr.childrenやBump of chikenやケツメイシなどが所属)なんで、お願いだから見棄てないで契約を続行させてやってください。ざこばの甥っ子なんだしさー(>関係ない)。
おぎそん、買いますから。おねーがいー。

浜崎あゆみ「L」
まだ未発売なんで、サビだけはYoutubeでこんなところで。
記念すべき50枚目のシングルになんと、槇原くんを起用(1曲目のsweet season)。これにはたまげましたよ。いや、レーベルは違えど同じレコード会社だからなくはないんでしょうけど。
えっとー、正直に言っていい?

マッキーの提供曲って基本的に売れてないわけでして。
藤井フミヤ「着メロ」(Youtubeはこっち
夏川りみ「フルサト」(Youtubeはこっち。槇原くんのセルフカバーバージョンはこっち
寺西一雄(すかんちのボーカル、ローリー寺西ですよ)「Name of Love」(Youtubeはこっち
鈴木雅之「Boy,I'm gonna try so hard」(hart表記になってるけど・・・Youtubeはこっち。つーか、ホントにセクシーな声だなぁ)
渡辺美里「トマト」(リリース当時に日記に書いた覚えがあるけど)
小林幸子「悲しみの帳(とばり)」(Youtubeはこっち

とか知らないっしょ?
むしろ、ヒットすることことが至難の業でありまして。しょうがないんですけどね、イントロとかメロディラインで「らしい」とわかってしまうってポップス職人としては褒め言葉なんですけど、どうしてもそれに引きづられてしまい、歌い手のよさがなかなか出せないってのが彼の提供曲の問題でありまして。

ちょっと知られた曲としては裁判沙汰になったけど、これか。
Chemistry「約束の場所」

いいのか、浜崎。起死回生の一手がそれで。
若い子を巻き込むなら、Greeeenとかしちゃえばよかったのに。いや、ポップスファンを驚かすなら、草野マサムネ提供とか。
そっか、曲だけか。歌詞は本人ブランドあるもんね。じゃあ、宇田多ヒカルならどうだ。10年前に「A BEST」と「Distance」で決算のためにそれぞれが死闘をつくしたあの3月から歴史的な融合が! みたいな。

・・・・ありえないのはわかってますよ。
でもさー、一時代を築いた自称歌姫が、TMNのカバー(Seven Days War)してみたりさ、なんか着々と節目を感じますね。いや、曲はいいんですが、あゆの声のでなさがなんというか(そう考えると、ウツってボーカリストとしてはよくもまぁ。上手いだけじゃだめなんだろうけどさ)。
なのに、会社は次の歌姫を育てられないでまだ居座っちゃうことの居心地の悪さ。いっそのこと、ZARDみたいに居座るのも手かも。
もう引けないんだからいけるところまでいっちゃうしか。

篠原美也子「Bird alone」
約2年半ぶりのニューアルバムであります。
このアルバムが出るまでどれだけ待ったことか。
基本的に、彼女はインディーズになってからの成長具合がハンパないと思っているんです。いい歳こいて、あがいて、書く曲書く曲がことごとく人の胸を打つなんてありえない確率ですよ。
もうね、敗者だからこそ歌えると言ってもいいと思う。フジコヘミングウェイは自身のラ・カンパネラを「あたしはあたしの弾く『ラ・カンパネラ』を気に入ってんのよ」とインタビューで話していたが、その域。他人がどうこういうのなんてもういいや。アタシはアタシのやり方でやるだけだ。という覚悟。それで敗れ去ったのだけれども、でもあきらめ切れなくてそれが胸をうつということ。
そんなことを感じさせるかーかん(誤植じゃないよ)シンガー、篠原美也子。「うた」や「本」というのは結局は小手先ではなく、その人が出るのだと思う。評論のように、結局は自分を語る。自身の生き方を雄弁に語るものだ。その生き様を矜持するということ。
そんな生き様に惚れて改めて惚れ直して早8年。「種と果実」「レイディアント」「桜花繚乱」はとにかくすげーぜ。としか言いようがない、アルバムでした。
ホントにすごいんだってば。

でね。今回のアルバムのようにピアノ主体で作られたアルバムーつまり「新しい羽がついた日」「bird's-eye-view」「us」をさすんですけどーでおぎそんが苦手なのって「us」なんですよ。いや、曲としては好きなの。でも、アルバムとしてはやっぱ正直なところしんどいというか。
つまりは、中山弘(HIRO中山)プロデューサーの判断は的確で、濃すぎてミニアルバムぐらいじゃないと通して聞けないんですよ。
かつ、今回の核となる曲である「wind with wing」のメロディラインが初聞からなんか違和感があって。聞き続ければ変わってくるかもしれないけど。まぁ、とりあえずはそんなところかな。
とにかくは「OUR」をいつアルバムに収録してくれるのかだけが心残りです。今回、入ると思ったんだけどなー。

アンジェラアキとかも書きたいけどまぁいずれね。

2010年09月25日(土)
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