おぎそんの日記
おぎそん



 Be Gentle!

というわけで、ホントに久々に冬のスタジアムへ。
えっ、サッカーじゃないですよ。無論、野球でもなく。

冬にスタジアムと言ったら、これしかないでしょう。

ラグビー。

もう一回繰り返しますよ?
ラグビー

そうなんです。おぎそん、実はラグビー好きなのですよ。
意外に思った方が大半だと思いますけど。
まぁ、初心者に毛が生えたくらいなので、あんまり公言しないけど。

で、久しぶりにぽっかりと時間が空いてしまったので、日程を調べたらちょうど、トップリーグの上位チームが2戦するってことで秩父宮(って、埼玉とかにあるんじゃなくて青山にあるんですよ)に行ってきました。
以前に行ったのはまだ、ナイター設備が復活する前(って、学生時代だけど)ですからもう5年以上も前のこと。ってもしかしたら10年近くなるのかしらん。やーねー。
そのときは同伴者も居たのに、今回は単身で乗り込み、昼間っからビールをかっくらいながら観戦。

いやはや、天気もよくラグビー日和ですよ。
なにせ、バックスタンドは暖かい日差しが差し込んでほどよく人が入り、それぞれの行儀がいい。
他のスポーツの観客に他意はないが、あまり出かけたくない理由のひとつに、私設応援団のあのノリが好きじゃないってのがある。また、顔にペイントしちゃって同一化を楽しんじゃうあのノリとか。

それに比べ、楕円を追いかけるこのマイナー(悪口ではなく、愛すべきゆえの謙遜だと思っていただければ)なスポーツを見る、観客のそれぞれの観戦スタイル。
このゆるい感じが好きっす。

最初の試合は、神戸製鋼vs東芝。
うちは東芝でローンを通しているので、東芝に義理はあるけど、おぎそんたちの世代はやっぱりラグビーは神戸製鋼、のイメージがこびりついているので(って、いつの世代だよ、俺)心置きなく神戸製鋼を応援。
前半は、じりじりと神戸製鋼がボール支配をしつつも、隙をつかれ、5−7で折り返し。接戦過ぎる。
後半に連続したトライを決められ、残念無念。また今年もプレーオフが遠のきそうな一敗。
しかし、東芝は主将の廣瀬を中心にしぶといなぁ。って、廣瀬がすでにおぎそんよりも年下のなのね。もうなんといっていいのか。
で、大畑が東京でのリーグ戦がラストということで試合後に一周。
なんだかんだとスター選手がでてこない中で、彼が今季で引退ということで一つの時代が終焉なんですかね。

で、二試合目は三洋vsサントリー。
全勝の三洋にオフェンシブなサントリーがどれだけ仕掛けることが出来るか、が見ものと思いきや、前半はやはり三洋が2トライ1PGで15−0。
やはり、三洋が隙ないし、いいディフェンスするし・・・でもサントリーが踏ん張ってくれないと独走しちゃってリーグ争いがつまらないのよっ。
と思ったら、なんとサントリー。後半ラストギリギリにPGにて勝ち越し。もう、これは鳥肌ものでした。

いやー、生で見るとやっぱり違うねー。
いいもん見せてもらいました。
でも、これらがTV放映とかスポーツ新聞で取り上げられるか、というとまた違う話。だから、ファンは足を運ぶしかない。の繰り返し。

不満といえば不満も。やはり、アナウンスがバイトなのか、試合が動いてから「先ほどは、ノットリリースザボールでした」「オフサイドです」とか言われてもがっくりですよ。
トップランナーのMCじゃないけど、こういうのも充実させて欲しいなぁ。

顧客サービスというか、今回は上位陣が揃い踏みということで、それぞれのブースも華やかでして。こういうサービスはいいんだから、どう客を呼ぶかだよなぁなんて思ってみたり。
無料券を配ってというよりも、こんだけ湧き上がる歓声に接したらまた行きたくなるって。
だから、2019年のワールドカップに向けて、観客動員頑張ろうよ、ラグビー協会。

あ、あと覚えてるのは、隣に座ってたねーちゃん2人組が案外ラグビーに詳しくてびっくりしたことと、思ったよりデートというかカップルで来てるのもいたこと。
小春日和にラグビーデートか。案外、健全で楽しいかもしれません。

というわけで、ラグビーも見ましょうね、の宣伝おしまい。
ラグビー協会さん、こういう地道な啓蒙活動も大事よ。

2010年12月11日(土)
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