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■ LOVE おまえのせいだ。
イチハラヒロコが好きなんですけど。 インパクトしては画像で見たほうがいいだろうってことで、画像検索。 なかなか個展に行く機会がなく、いつも気づけば終わっている状態。
やはり、大阪にいるときにむりやりにでも京都であったものに言っておけばよかったのかも。 というのも、今年も逃したからであります。 TABイベント「それでもあなたを愛したい」 スケジュール 2012年03月31日 〜 2012年05月20日 なんてこったい。鎌倉画廊だし。
大型連休中に行けたじゃないか。 気づかなかった方がよかったのかも・・・。
思いもよらないところに、時に行くってのはあるんですけど(先日、友人の誕生日として食事で桜新町に行ったところ、すぐそばに長谷川町子美術館があって売店だけ侵入してきた、とか)これもめぐりあわせですかね・・・。
そろそろドラえもん美術館? 藤子不二雄美術館? に行こうとはしているんですけどね。 そうそう、ドラえもんといえば先日に直木賞を無事受賞した、辻村深月が「凍りのくじら」でとりあげてます。なかなかの佳作ですので文庫化フェアもされているでしょうしドラえもん好きは是非。 千葉大学教育学部出身だそうですが、物語を、人を信じることそして、人の醜さをもきちんと描いていて誠実な作家さんのような気がします。
http://www.asahi.com/national/update/0727/TKY201207270681.html ■夢中な「何か」見つけて
大好きで夢中になれる「何か」を見つけてほしい。それはきっと、海に投げ出された時にしがみつけるブイのように、つらい現実に溺(おぼ)れそうな自分を救ってくれる。
小中学校のころ、友だちとうまく付き合えなかった。教室で数人ずつの班(はん)を作る時、自分だけ余ってしまうこともよくあった。学校は楽しい場所では全くなく、周囲から「友だちがいない」と見られていると思うたび、自分が恥(は)ずかしく、心配する親にも申し訳なかった。 そんな私を救ってくれたのはフィクションの世界だった。当時の自分を振り返ってみて、そう悪い少女時代でもなかったと思うのは、ゲームやアニメ、ライトノベルにのめり込み、それらの世界を、教室の現実と並行して楽しんでいたからだと思う。 読書やゲーム、アニメのような1人でできる楽しみは、しばしば「暗い」「オタク」だとバカにされる。実際、私もそれでつらい思いをした。でも、それは現実逃避(げんじつとうひ)なんて言葉が似合わないほど、まぎれもなく私の現実の一部だった。 今月、直木賞の受賞が決まった。小説を書くって、すごいことのように思われているけれど、かつて好きだったフィクションの世界の延長(えんちょう)線上でやっているだけのこと。ゲームやアニメは、小説と同等(どうとう)の価値があると思っている。私が好きだったもののことは、誰にももうバカにはさせない。 悲しいけれど、いじめって絶対になくならない。
アイドルでも、スポーツでも、何でもいい。つらい状況に追い込まれる前に、夢中になれるものを見つけて、自分の心を豊かに強く、保ってほしい。(つじむら・みづき=作家)
2012年08月01日(水)
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