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■ カバー!
つーわけで、友人が3マンライブということで行ってきました。 午前中にあっちへ行って、2時間ほどこっちでお茶して、ライブという密度の濃すぎる一日でしたけどまぁたまにはね。
友人にも言ったんだけど、結局はカバーを通してその個人的な自己を語るってことだと思うのですね。 だから、選曲だったりどのスタイルでやるのかってのはネタバレしてないほうが楽しめる。 そういった意味で、事前にリクエストとかはないぶっつけ本番な感じが楽しかったなぁ、と。
アレンジで、歌い方で、そしてなにより一緒にやるメンバーで歌の印象が変わるってことが面白い。 たとえば、ツヨシくんはまっすぐなMCで「心ひとつ」(MISIA)は、歌いこみができなかったと言いながらも、むしろその不完全さが胸を打つ。 アンザイくんのやった「言葉にならない」(オフコース)。マッキーや辛島美登里のバージョンに比べてかなりメリハリのある、歌い上げ系に。 「時には昔の話を」(加藤登紀子)はアレンジが2番から転調させることで明るい印象に。MANISHの「さよならLazy Days」の感じ。 新くんは「おなじ星」(Jungle Smile)で1番から大胆に2番を省き、テンポを上げることでオオサビを強調。 3人でやった「若者のすべて」(フジファブリック)は、あの切なさ以上に刹那的な、でも楽しさを。すごく学生っぽい、あの雰囲気。
歌いたい曲とそれが説得力を持つ曲になるかはまた違うから難しいんだけど、それが一致した時はとてつもなく楽しいんだろうなぁと門外漢のおぎそんは思うのです。 これは、文章を書くときにも通じるんだけど(そう、2006年2月のあたりは個人的にそれができてるような気がする笑)。
そんなことを思って、聞いてました。 いい年をして、インディーズだなんて、とか昔は思ったのかもしれない。でも、今は、そうやって歳を重ねていく先輩がいるのがありがたいなぁと思う。いい歳を重ねてほしいなぁと心から思う。 そんなことを思ってました。
2012年08月12日(日)
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