オトナの恋愛考
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今日は法事があって、 ひろからのメールに夕方まで返信ができなかった。
1週間分の溜まった仕事を片付けるために休日出勤だったらしい。
「今週も水曜日以外は出張だけど金曜は岐阜に行くので 帰りにうさぎに逢う為に途中下車しようかな。」と送ってきた。
金曜の夜19時から2時間ほどしか一緒にはいられないんじゃちょっと寂しい。 土曜日には東京へ行くからと返事を送る。
お互いに時間が取れるのかどうか未定ではあるけれど そろそろメールの文字だけじゃ物足りなくなってきた。
今週末は逢えるのかな。 このペースだと2週間に1度は逢うことになる。 ちょっと恋の速度が加速気味(笑)。
私たちにはたぶん時間がない。 だからサヨナライツカまでいっぱい愛し合いたいんだと 自分で思った休日の夜。
サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すのか
愛したことを思い出すのか
辻一成原作の「サヨナライツカ」の有名な詩。
今までの人生の中で自分は何人のひとに愛され 何人のひとを愛したのか。ふと考えた。
私は好きになるとそのひとが愛しくてたまらなくなる。 どうしたらその人が悦んでくれるのか。 その人が嬉しいときは嬉しいし 苦しんでいるときは自分も苦しい。 疲れていればギュッと抱きしめたくなるし 微笑んでいれば私も微笑む。 でも愛情の押し売りは自分の美学に反するので もう抱きついて顔中舐め回したい(笑)衝動に駆られていても わざとクールに振舞うときもあるけれど。
そうやって考えてみると 私は愛されることも大好きだけど 愛することの方が幸せを感じるタイプみたいだ。
愛情に報酬を期待するようになったら それは私にとってはすでに愛ではないのだと思う。
たぶん、私は人生の最期に きっと愛したことを思い出すなあ。
自分の人生の中で最後の愛したひとが ひろだったらもうそれだけで十分。
真面目な話をした後で何だけど・・・(笑) 最近、私とひろは「ネコ語」がブーム。
「ひろニャンに逢いたいニャ〜(ハァト))」 「僕もうさニャンに思いっきり甘えさせて欲しいニャ〜(ラブ)」
私がふざけて始めた「ネコ語」なのに 今じゃ、ひろの方が嵌ってる(笑)。
あのクールで真面目なエリートタイプが どんな顔して、こんな文章打ってるんだろ。
このギャップもかなり楽しい(笑)。
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