オトナの恋愛考
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2010年09月11日(土) |
あなたに逢う為だけに |
今日、ひろに逢うためだけに東京へ行ってきた。
新宿東口りそな銀行の前、12:30に待ち合わせ。 秋だというのに日差しはまだ残暑で 暑くて日陰を探そうとしたらポンと肩を叩かれて 振り向くと1ヶ月ぶりの笑顔のひろがいた。
「元気だった?」「うん、いろいろあったけど元気だったよ。」
それからひろの知ってる韓国料理屋さんでランチタイム。 彼はカルビ定食で私はビビン冷麺。 真っ赤な冷麺がきて、店の男の子に食べ方を聞いた。 「混ぜても良いし、スープをかけても美味しいですよ。」 笑顔で答えてくれたから私は最初にそのまま混ぜて食べてから 後半はスープとお酢をちょっと入れてみた。
お腹がいっぱいになってからさんざんホテル街をぐるぐる回って 歩きつかれた頃15:00に一番キレイそうなホテルに入って シャワーも浴びないまま、ベッドに倒れこんでそのまま2時間近くも 久しぶりのお互いの唇や舌や体中を求め合って まだルナが終りきっていなかったから「優しくしてね。」とお願いしたくせに 私の方がもっともっとひろを求めてしまって いつも通りに奥まで何度も何度も繋がりあって心も体も濡れてしまった。
私の体はひろに強く抱きしめられると もうそれだけでスイッチが入り どこに触れられてもどこにキスされても 感じすぎていつもの自分は忘却の彼方。
自分がされるだけじゃ物足りなくて 泡いっぱいの湯船で後ろから抱きしめていたひろに 「ねえ、バスタブの縁に座ってみて。」とお願いした。
困惑しながらその通りに座った彼の腰に手を回して それから彼の愛しくて大きくて固くなったペニスを口に含んで まるでアイスキャンディを頬張るように飽きずに食べた。
もうそれだけで満足してからベッドに戻り 今度は私が彼にいっぱい食べられてしまって 腰のくぼみの部分が私が一番弱い場所だと知ったひろは そこばかり責めるからそっと触れたりキスされただけで 何度も声をあげてエクスタシーの波に巻き込まれてしまい 彼がヴァギナの入り口にちょっとだけ入ってきただけで 全身に電流が走ってそのまま意識がなくなった。
うとうとと浅い眠りの間に絶え間なく求め合っていたら いつの間にか時間は経ってしまった。
ひろと一緒の時間はいつもあっと言う間に過ぎてしまう。 ベッドでの5時間は本当にあっと言う間に過ぎてしまった。
「お腹が空いたね。」「うん、今度はあっさり和風がいいね。」
ホテルから近い生簀がある居酒屋へ入って 料理長お奨めの今日のお寿司とコース、今年初めての秋刀魚の塩焼き、 鮭のお茶漬け、を注文して一緒に食べた。
お互いに今まで話さなかったことも話した。 23時ちょっと前の品川発のシンデレラエクスプレスは今日はいいよ、と また来週の週末に逢えるから今夜は一人で乗り込んだ。
「ちゃんと乗れたのかな?時間が経つのは早いね。また来週末逢えるね。 気をつけて帰るんだよ。」
シートに乗り込んで携帯の着信に気が付いた。
「うん、また来週逢えるから頑張って帰るね。ありがとう。」
また来週ね、っていえるから今夜の別れは寂しくないはずだったのに 逢えば逢うほど別れが辛くなる事を知った。
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