◇日記◇
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2004年12月16日(木)



◇◆◇◆


雪が降っている。大きな重い雪が、空気の抵抗などものともせず、

一直線に降っている。


100メートル先の大きな煙突が、ぼうっと白くかすんで見える。

その向こうの建物は、もう輪郭すら曖昧である。



私の見える世界は、このまあるい100メートルの円のなかだけ。

どこまで歩いてもしんと静かな、このまあるい円のなかだけ。


sai |MAILBBSDiaryINDEXpastwill

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