◇日記◇
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昨日の大奥。
緒万の息子が後の5代将軍、おたまは育ての親だった、という設定には驚いた。
そういう空想(?)は、面白い。
でも、綱吉には後継者ができなかったから、
たとえ生母が緒万であったとしても、緒万の血筋はそこで途絶える。
更に、家光の血筋も7代で途絶え、8代からは、傍系が引き継ぐ。
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私も、このままでいくと、分かれに分かれた血筋の一枝を絶やすことになる。
従姉妹たちにも、子どもがいない。
祖父の兄弟たち(もちろんみな死に絶えた)は、遠く離れた地に暮らしていて
その子どもたち(つまり父の従兄弟たち)まではかすかに交流があったらしいのだが、
父の従兄弟たちもそろそろ死に絶え(祖父は末っ子で、父は従兄弟のなかで一番若い)
従兄弟の子ども世代(私の世代)とは、父でさえ会ったことがなく、
その子ども世代にいたっては、生まれてるんだかいないんだか
もう全くわからない状態になっている。
一組の夫婦(曾祖父母)から生まれた子どもたちも、
3代たつともうこんな有様である。
私は、一枝を絶やすけれど、今はまだ、たぶんどこかで誰かが生きている。
曾曾祖父母まで遡れば、たぶんもっといっぱい生きている。
それがちょっと嬉しかったりする。
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