◇日記◇
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先日マツケ○サンバをみた。
あまりのことに、びっくらした。こんなことがあっていいのか、と思った。
しかし同時に、これは、普遍的に存在するテーマのひとつのような気もした。
たとえば、吉宗の時代の尾張のむねはるや、ええじゃないかのような、
時代の閉塞感や終末感を内包し、そのひとつの具現化であるもののような気もした。
脈々と受け継がれてきた(?)その系譜を思った。
時代を超えて通底しているのではないか、と思ってしまった。
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通底。
思わずこの言葉を使ったが、まさに、通底。通底器。
あのサンバは、だだ・しゅーるの極みかもしれない。
なぜに将軍なのか、なぜにサンバなのか、という問いかけを一切受け付けない、
力強いしゅーるりありすむを、私はそこに見た。
通常は、何事にも喩がある。明らかな喩え、隠された喩え。
しかし、マツ○ンサンバには、おそらく喩はない。
あるのは、隠喩の存在を探ることさえ放棄させる、圧倒的なパワーのみ。
見るものの思考を停止させ、受動的存在に陥れるパワーのみである。
ビバ! マ○○ンサンバ!!
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