インコの巣の観察日記
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もう、大丈夫。笑って済ませられるよ、慣れたから...そう思っていたのにね。
なのに、W杯が近づいてるからなのか、あるいは私の心がヘコんでちょっと弱ってるからなのか...
思わず口に出た。「もう、放っておいてよ!!」と。
私はPochettinoのプレーが凄く好きだ。
ライン取りの位置が低いとか、クラシカルなタイプだとか、スピードがないとか
色々と叩かれることもあるけれど、それでも、誰が何と言おうとも私は彼のプレーが好きだ。
サッカー選手として、DFとして、CBとしてMauricio Pochettinoは、
世界中の誰と比しても何ら遜色ないと思っているし、「私はPochettinoのファンだ」と、
胸を張って、大きな声で宣言したくなる。私にとって彼は誇りに思える存在なのだ。
私はGabi Heinzeのプレーが凄く好きだ。
自分の全てを賭けて闘う強い心も、何物にも負けないその意志も、何もかもが凄く好きだ。
だから、彼のプレースタイルを否定されると悔しい。
それが...Gabiとそして私が敬愛するPochettinoを引き合いに出されて否定されれば、
それは、私自身を否定されたに等しいと思えるほどに、悔しくて仕方がない。
あの時のことは、もう、過ぎたことだと思ってる。
忘れることは出来ないけれど、でも気にしてはいない。
それでも、あの時のプレーが未だに許せない人がいることも、
定期的にそう言った意見が出てくることも仕方ないと思うし、
そのことに対して、私がアレコレ言うつもりもないんだけれど....
でも...それを見た瞬間「もう、いい加減にして。放っておいてよ!!」と口に出た。
私は...前を見ようと思ってるのに。傷は傷として受け止めながらも、
前を見て、また一緒に歩いていこうと思ってるのに...。
私は、RedondoやPochettinoやGabiのように強くないから。
Futbolistasの強さに憧れながら、自分の人生、前向きに生きていこうと思ってるのに。
何で、こんな些細なことに、いつまでも引きずられてるんだろう。
ううん、他人からすれば、馬鹿みたいに些細なことだろうけれど、
私にとっては、忘れられないことだから。忘れたくないことだから。
だから...忘れたくないけれど、引きずられないように、乗り越えようと頑張ってきたのに...。
GabiがドイツでPochettinoと同じことしたとしても、それのどこが悪い!?
また一緒に泣く羽目になっても、それがFutbolでしょ??それがW杯なんでしょ??
そうなったら...みんなと一緒に泣いて一緒に歩き出すだけ。
全てを受け止める覚悟がないのなら、Albicelesteに構うな!!
と、一発叫んでみれば、スッキリしました(笑)
私が他人の意見に振り回されてしまったのは、ちょとヘコんでいたから。
いや、違うな。相当にヘコんでると思う、自覚症状あんまりないけど(苦笑)
大きな声で叫びたいのは、本当はこっちの出来事。
「あんたらの先輩が、どんな思いで頑張ってきたか...
その伝統も誇りも何もかもを、あんたらは踏み躙ったんやで??
全ての人のこと、裏切ったんやで?? 何でなんや!!!」
悔しくて悔しくて、哀しくて哀しくて、涙が止まらなかった。
ウソや...って言葉さえ出てこないほどにショックやった。
私は、あの部の歴史の担い手となった人を何人も知ってるから。
アメリカンフットボールと言う競技に、仲間に、部の誇りに、大学の栄誉に、
それこそ自分たちの全てを賭けて闘ったこと、見てきたから。
彼らがどんな思いで頑張ってきたか、ずっと見てきたから。
言葉も出てこなかった。
私は、子供の頃からKG FIGHTERSのファンやったから、
忠誠を誓うのは、クレッシェンド・ムーンのEscudoやったから、
せやけど...Gangstarsは倒すべき相手やけど、でもどこか畏敬の念もあって、
向かい側のスタンドから聞こえてくる「新生の息吹に充ちて、息吹に充ちて、
躍動の若き腕に、勝利分かたん...」と言う応援歌を聞くのは、キライじゃなかった。
むしろ、友人や先輩や、私の大切な人たちがスタンドで、フィールド上で、
誇らしげにその歌を唄うことは好きだった。
私が「若いみどりの朝風に、鳴れ 伝統の旗の風...」と誇らしく唄うのと、
きっと...同じ気持ちなんだろうなって、そう思ったから。
だから...悔しくて悔しくて、哀しくて哀しくて涙が滲んでくる。
新生の息吹の歌詞に、あるじゃない!!
『守れ 守れ 守れ 母校の栄誉』って。
あんたらは、その栄誉を踏み躙ったんや...
これ以上は暴言になるんで、ここらへんで止めておきます(苦笑)
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