インコの巣の観察日記
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2006年03月07日(火) 落ち込んだ1日の終わりに...

お昼休み、午前中に携帯に届いたメールをチェックしていて思わず爆笑。


「ジョフレ コンボカれロティーナーー!!」



コンボカれとの言い回しに思わず大笑いしながら「Creo que siだよ」と口にしていました。

この、Jofreサポからの怒りのメッセージ...その気持ち、私にも痛いほど良く分かった。

「私も同じ気持ちだよぉ〜」と。あぁ、このままじゃ、監督のこと大嫌いになりそうだ(苦笑)




自分の好きな選手が、使ってもらえないと...これほど辛いことないんですよ。

昔、Real Madridで毎週そんな思いしてた時期があったから、良く分かる。

アレは私にとっての暗黒時代だったな(苦笑) でも、あの時期があったから、

随分と耐性ついて打たれ強くなったと、自分では思っています(笑)



ケガしてるワケじゃないのに、convocatoriaに入らない。

毎週、金曜日に週末の試合に向けての召集メンバーが発表されるけれど、

そこに名前を見つけられないと「あぁ、また今回もダメか...」と肩を落としてた。

誰かがケガをしない限り彼に出番は回ってこない。だから、誰かの不幸を願ってた。

自分の心が荒み澱んでいくのが判ったけれど、それを認めることは辛かった。


Bordeaux時代...Livetickerを立ち上げるとSuplentesのところにPochettinoの名前。

それを見るのが辛かった。だったらGirondinsの試合なんて見なきゃ良いのに、

それでもChaban-Delmasの試合を追いかけてた。Pochettinoと一緒に、時間と場所とそして

戦う気持ちを共有したかったから。でも...彼を使わないMichel Pavonのことを恨んだものです。





全ての選手にとって良い監督でありえる筈はない。誰かにとっては最高の監督であっても、

別の選手にとっては自分のことを評価してくれない最低の監督となることもある。

その監督がチーム全体にとって最高の監督であることが一番望ましい。

それがダメなら、極一部の選手にとっては良くない監督かもしれないけれど、

概ね殆どの選手にとっては良い監督であり、好成績を残す...これが一般的な在るべき姿なのだろうと、そう思います。

そして、誰にとっても評価出来ない良くない監督であれば、お引取り願うのが良策。




では、こう言う場合はどうでしょう??

殆どの選手にとっては良い監督であるけれど、自分の大好きな選手にとっては

彼を評価してくれない最低の監督だという場合は...。


長い間Futbolを見てくると、ファンとして二者択一を迫られる場面に時々出くわします。

つまり、チームを取るか、あるいは選手を取るのか...



これはもう、本当にファンにとっての永遠の命題ですよね。

Futbolを好きである限り、応援する限り、避けて通れない道(笑)


この話をすると終わらなくなるし、価値観の相違で揉める元になるので、この当たりでヤメておきます(苦笑)








夕方、仕事がひと段落して、携帯でニュースをチェックしてみると...

あぁ、誰か嘘だと言ってよ!!


さっき、La Nacionで確認しました。何で、こんな目に遭わなきゃいけないんだろう...。

Figueroa: sin Mundial y sin jugar por seis meses

Sufrió la rotura del ligamento cruzado anterior de la rodilla izquierda;

estará inactivo hasta septiembre y se esfumó el sueño de estar en Alemania 2006




何も出来ない自分がもどかしい。言葉をかけてあげたいけれど、

でも、彼の辛さや悔しさを、本当に理解することは出来ないから、

だから何の言葉もかけてあげることが出来ない。


ただ、この言葉をLuchoに。

「待ってるから。ケガが治ったら、またピッチで元気な姿を見せてね。ずっと待ってるから。」







家に帰ってきて...Mundo Deportivoを開けたらCristbal兄さんの辞任会見がトップ記事だった。

No siento el respaldo y apoyo necesario para llevar a cabo mis funciones.


彼のコメント、その出だしを見ただけで、落ち込んだ。

自分の仕事を完遂させようにも、誰からの支援も助力も感じることが出来なかっただなんて!!

あぁ、また彼にこんな砂を噛むような思いをさせてしまったんだ...、こんな結末迎えさせてしまったんだ...と。




Cristbal、彼の現役最後の試合は、02-03シーズンのCoupe de France、フランスカップの決勝戦。

不可解な判定によりHugo Lealが退場となり、1人少ないPSGがAuxerreに2-1で逆転負けを喫した試合。

アレが彼の最後の試合となった。あの時の...やるせなさ、今でも覚えてる。

「なんで、こんな試合がCristbalの最後の試合なんや??なんで、コレが最後なんや??」

納得行かなかったこと、今でも覚えてる。ずっと心に引っかかったまま...。



誰の支援もないからと言ってシーズンの途中で投げることが良いのかどうか、私には分からない。

でも、彼のことだから...きっと考えに考えた末出した結論なんだと思います。



Cristbal兄さんには「お疲れ様でした、そして有り難うございました」と、

心からのお礼を述べたいと思います。




落ち込んだって状況は変わらない。シーズンはまだ続くのだから。

シーズンが終わっても、強化部に休みはない。

Espanyolをより良いチームにするためには、強くするためには

立ち止まることは許されない...辛いけどね。







1日落ち込んだまま明日を迎えるんだ...と思っていたら!!


1本の電話がティラミスーとなってくれました!!(爆)


いや、マジで私にそんなこと任せて良いんですか??(驚)


う〜ん、何聞こうかなぁ...(嬉)




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