インコの巣の観察日記
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2006年03月12日(日) 05-06リーガ エスパニョーラ 第27節 エスパニョール対セルタ レビュー

結局、最後のRaul Tamudoのインタビューまで付き合ったので、寝たのは明け方の5時でした(爆)

でも、試合開始前のスタメン発表も、Olimpicoに流れるHimnoも聞こえてきたし、

久しぶりにMontjuicの丘に登った気分でとっても楽しかったです。



某独占局の中継だと、音声を日本で被せるから、元々のスタジアムサウンドが凄く弱いじゃないですか。

どうしても「モニター見てる」気分になってしまうんですけれど、Radioの場合は

スタジアムからDirectoの音声。音と一緒に空気や雰囲気も届けてくれる気がするんですよね。

だから、私が一番好きなのは、TV映像にネットラジオの音声を被せること(笑)

Espanyolじゃなかなかソレはムリなんですけれど(苦笑)、BarcaファンだったらLIVE中継見ながら、

Cataradio.comを聞いてると、Camp Nouの雰囲気がより強く伝わってくるんじゃないでしょうか??




中継担当のマサさん、ヒロさん、お疲れ様でした!! スッゴク楽しい3時間でしたよ。

私も一番笑ったのは、後半のCeltaの攻撃場面。De la Peñaと交代して入ったDomiのサイド

(つまり、左)を突かれた場面で、思わずマサさん『ドミ危ない、馬鹿!!』と口走ったのを聞いた時。

もう、爆笑してしまいましたよ。でも、その気持ち、すっごぉ〜〜く分かります(笑)

中継を担当されたお二人の、Espanyolの各選手に対する評と言うのが、自分と同じだから、

「信頼してる」、「あんまりしてない」その微妙な差が声に出る度に「私が感じるのと一緒」と笑ってました。



少し言い訳すると...DomiとArmando Saは良いプレーしてるところ、見た記憶が殆どないんですよ...(苦笑)

いや、良いプレーどころか、対面の選手に抜かれて、Espanyolのそのサイドをズタボロにされた試合を

実際にスタジアムで見てしまってるだけに、だからこの2人にはあんまり信頼置けないんです(苦笑)





Celta戦は前半の早い段階で、Armando SaがDe Ridderを押して倒したことにより、

赤紙を喰らって一発退場。決定的なチャンスをファールで止めたと言うのが赤紙の理由。

これが27分ごろの出来事。それまで、せっかく「今日は何とか安定して戦えそうだ」と言う

雰囲気だっただけに、すごいショックだったんですよ。バランス崩れる...って。

だって、この日のDFラインは5バックだったのですが、Armando Saが抜けたことにより、

4バックに変更せざるを得なくなった。でも、Zabaletaは右が本職でLateral出来るJarqueも

基本的には右のLateralをやる選手。David Garciaがケガで欠場してる今、左のLateralを任せられるのはDomiだけ。



Lotina監督どうるするのかなぁ...と思っていたら、結局Jarqueを左に回したみたいですね。

Zabaleta、Pochettino、Lopo、Jarqueの4バック。うん、私好みの4バックだわぁ〜♪

後半残り30分でDomiが投入されるまでJarqueは慣れない左SBのポジションを、

頑張ってこなしたと、私は思いますよ。そりゃぁZabaletaくんの側よりも抜かれる回数は

多かったかもいしれないけれど、同じLateralと言えども、左右逆じゃ全く違うだろうし...。

と、Jarque贔屓な私はフォローしておきます(笑)




試合後のJarqueの声...心なしか弾んでいたようで、嬉しかったです。

それに...私ね、実はJarqueの声、凄く好きなんですよ(笑)

Pochettinoのアルゼンチン人の声、アルゼンチン人の話し方、これもスッゴク好きなんですが、

今のところ、スペインのスペイン語を話す選手では、彼の声質が一番好きですね。

ItoやTamudoやLopoやMoisesやJofreよりも、Jarqueの声が好き。私には心地良い声です。



しかし...すぐにDomiを投入するのでなく、本職でないJarqueに左サイドを任せたあたり...

それだけ、DomiのプライオリティーはLotina監督の中で低いってことなんでしょうか??(爆)

それとも、Domiを投入するとなると、Zabaletaを交代させなきゃいけなくなるだろうから、

それを避けたくてJarqueを左に回したんでしょうか?? この日のZabaletaくん、右サイドで良かったから...。




今試合の2ゴール、どちらもDe la Peñaが絡んでいたんですよね。

1点目はIvan → Luis Garcia → Tamudoゴール!!

2点目はIvan → Fredsonの豪快ミドル!!



IvanからLuis Garciaに出たパス...レンジは50メートル前後あったそうですね。

やっぱり、彼がいるといないとでは、全くチームが変ってしまう...Cadiz戦はIvanがお休みだったからねぇ...

まぁ、彼が居ないと途端に勝てなくなるってのは、それはそれで問題なんだけれど...(苦笑)





さて...中継の中で行われた、この試合のスコア予想...結局当たったのは、私1人だったんですネ(爆)

ホントは私も「10人だし、失点0は難しいかなぁ...」と思いながらも、

EspanyolのDefensores大好きな私としては、「やっぱり完封祈願しなきゃ!!」と言うことで

2-0と予想したんですよ。Lotinaのことだもん、守り固めて逃げ切り体制だろうから、

3点目が入ることはあり得ないと予想したので...(笑)



はてさて、一体何をプレゼントして下さるのか、楽しみです。

でも、別にそんなに気を遣わなくても結構ですよ!!試合聞けるだけでも、私は満足ですから...(笑)




この日本向けの中継...今までも色んなメディアに取り上げられましたが、

今日はMundo Deportivoにも載ったみたいですね。一躍有名人だぁ〜!!(笑)



La vigesimoseptima jornada de Liga de primera División
11 Marzo 2006 Barcelona/España
RCD Espanyol de Barcelona 2 - 0 Celta de Vigo
Goles: 1-0, min. 13: Tamudo. 2-0, min. 38: Fredson.

Espanyol: Gorka Iraizoz, Zabaleta, Lopo, Pochettino, Jarque, Armando Sá, Fredson (Coro, min. 85),

Costa, De la Peña (Domi, min. 60), Luis García y Tamudo (Ito, min. 75).

Celta: Pinto, Angel, Sergio, Contreras, José Enrique, Oubiña, De Ridder,

Jorge (Jonathan Aspas, min. 80), Canobbio, Silva (Perera, min. 45) y Baiano.


Arbitro: Daudén Ibáñez (comité aragonés).

Expulso: Armando Sá con roja directa (min. 26).

Amonestacion: Costa (min. 33), De la Peña (min. 35),

Contreras (min. 41), Sergio (min. 45) y Luis García (min. 88)

Estadio: Olimpico de Montjuic

Espectadores: 13,652



Mestallaの試合では黙祷が捧げられたようですが、Montjuicではなかったんですネ。





Tamudoのゴール








Fredsonのゴール








Luis Garciaの幻のゴール...やっぱりFerranからのパスはオフサイドだった??







Mundo Deportivoによる評価
Iraizoz ***  Zabaleta ***  Lopo ***  Pochettino **  Jarque *** Sa ** 

Fredson *** Costa ***  De la Peña *** Luis García ***  Tamudo ***


Sustituciones: Domi **, Ito ** Corominas **

Entrenador: Miguel Ángel Lotina ***





◇ リアクション ◇

Gorkaは「Cadizで負けた後、チームに落ち着きを与えるためにも。この試合の勝利が必要だったんだ。

ホームで2連勝して、そのことが前へ進もうとするチームにモラルを与えてくれる。」と、

こう語っていたようです。Luis Garciaは「明日の結果次第だけれど...」と前置きしながらも、

この勝利が残留を決めるために重要な3ポイントになるだろう、と言ってたようです。



Lotina監督もチームの皆が勝利に満足していて、そして歓喜が支配してると試合後語っていたようです。

また、Armando Saの退場については、赤紙出されても仕方ないプレーだったと、認めており、

それでも10人で今シーズン好調のCeltaに対してEspanyolは上手く対処して、守りも完璧だったと、満足していました。



この勝利はCopaに向けて弾みになったとも語ってました。

それからLopoもGorkaも「チームの誰もが決勝まで辿り着きたいと思ってる」とも言ってました。

もちろん、私もそうです。ここまで来たら、Copaを制したいですからね!!




そのCopa del Reyは、Celta戦とほぼ同じメンバーで闘うつもりであることも表明したようです。

但し、Armando Saの代わりにDomiかもしれないと言うこと、さらにGKはGorkaではなく

Kameniを起用する可能性もあるとのことです。また、Fredsonがどこか傷めたと言う話もあるようですし、

どう言うメンバーになるかは、まだまだ流動的ですね。Davidも帰ってこられるかもしれないし...。




そんなEspanyol...Deportivo戦に向けての練習が、本日11:30からMontjuicで行われるようです。


まぁ、スタジアムセッションは1階席上段からしか見られないので、見ててもあんまり面白くないんですよね。

だから、ハッキリ言って練習見に来るEspanyolファンはいません(笑) いるのは観光客だけです。

尤も日本人観光客は皆無と言って良いほどいません。聞こえてくる言葉は殆どが

ドイツ語とフランス語。あと、英語かしら??


今日は日曜日だし...晴れてればMontjuicも観光客が結構来てるでしょうね。

誰もEspanyolの練習を気にも留めてないでしょうけど...(爆)





それから、水曜日のDeportivo戦ですが、会長の缶詰会社がスポンサーとなって

チャーター便を手配して、ペーニャのツアーは値下げが慣行されるようですよ(笑)

少しでも多くの人にRiazorへ行ってもらって、チームの後押しをしてもらうと言うことですネ。

往復のエアと試合のチケットで150ユーロかぁ...試合後帰ってくるワケなんで、

実質水曜日に1日有給取るだけで参加できるわけですが(笑)、私だったら体力ないんでムリだな...

木曜日も午前半申請します、きっと(笑)






最後に...昨日書いたLogroñesについてですが、コレを見た親切な方から教えて頂きました。

答えを言うと、私の記憶どおり96-97シーズンのLogroñesはprimera Divisionでした。

このチームをprimeraへ上げたJuande de Ramozだったんですが、96-97シーズンは

Barca Bの監督をやっていたはず...で、代わりに就任したのがMiguel Angel Lotinaでした。


ですが、調べて見ると、Lotina監督、シーズン途中で解任されてるんですよネ(笑)

だから、このLogroñes監督時代に、果たしてCeltaと対戦していたのかどうか、

自信がなかったんで、ハッキリと書けなかったんですよね。

あ、もちろん、このシーズンCeltaはprimeraでした、ファンの方スミマセン。

CeltaがSegundaだったのは91-92シーズンまで遡らなきゃダメだったんですね。


Lotina監督がシーズン途中まで率いたLogroñes...あの時、King Kazuを狙ってたでしょ??って言われて


「あ、スッカリ忘れてました。そう言えば友達と、彼がスペインへ言ったら『カス』だよね(爆)」と

そんな話をしていたのを思い出しました。でも、私にとってLogroñesと言えば、やっぱり財前宣之ですから(笑)



カマーチョ黒田さん、情報有り難うございました!!





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