二次検診ですー 結果的には陽性、でした。 いや、今すぐどうこうという問題ではありませんが、いってしまえば膠原病予備軍ってところ。 白血球とかは平常値、コレステロールが低い以外なにもありません。 ただ抗核抗体が普通の人が40倍以下(染色してどんどん薄めていく)なのに対し、私は2560倍(40倍⇒80倍⇒160倍と倍に薄める)だったので、この点に関しては異常、でした。 この抗核抗体、どういうものかというと。 免疫作用というのをご存知だと思うのですが。 一度ウイルスに軽く感染させて、後に本格的な(はしかとか)感染に対し、排除する作用。 これが私の場合、自分の核に対する抗体が多いということです。 ようするに自分の身体を異物とみなし攻撃してしまう細胞が多い、ということ。 ただ、多いというだけであってまだ攻撃されてないし、発病するかどうかは断定できない、ということでした。 膠原病というものは体中に在る膠原組織という身体をつなぐものが異常をおこし、病変するということのようです。 またその現れる症状は対象が全身のため、この膠原組織に対する病変を「膠原病」とくくられていて、その症状によって名前が違います。症状も違います。併発することも在るし、また境界線があいまいなところも多いみたいです。 代表的なのが以下です。 1.全身性エリテマトーデス(SLE) 2.慢性関節リウマチ(RA) 3.強皮症(PSS) ←祖母がなってます 4.多発性筋炎(PM)・皮膚筋炎(DM) 5.結節性多発性動脈炎(PN) 6.混合性結合組織病(MCTD) 7.シェーグレン症候群(SS) 8.ベーチェット病 ・・・・・・などがあります。 膠原病という言葉は知らなくても、慢性関節リウマチなんかは有名かもしれないですね。 その患者さんは、日本全国ではおよそ2〜3万人。 そして、患者総数のほとんどを占めるのが、どういう訳か圧倒的に女性が多く、それも、 比較的若い、働き盛りの世代に発症するケースがほとんどなんだそうです。 私は以上の病気の要素のどれともまだあてはまってはいないので、「予備軍」状態です。 ただ高いからとはいっても必ず膠原病になるわけではないそうだし、治療というものも無いので経過観察です。 私の場合祖母が膠原病なのですが、十中八九父親も高めの気がします。でも父親は男性なので発病しにくいのかも。 今日はまた採血をしました。 それは自分の抗核抗体が体内のどの核に対して免疫作用をしているのかを調べるもので。 これによって、どの膠原病に「なりやすいか」を調べるもの。 在る程度は絞り込めるみたいです。 今は検査のためにかよっている状態ですけども、これからは半年に一回くらいでいいみたいです。 ただ出産で発病することもおおいとか(だって子供って在る意味異物なわけで)そのときは十分注意する必要があるみたいです。
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