岸部・・・?
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今年の芥川賞・直木賞が決まったようだ。
これを期に、おれのエロ漫画史を編年体形式にて振り返ってみたい。
初めてエロ漫画に触れたのは、小2の秋、風邪をひいて学校を休んでいた時のこと。怖い夢を見て起きたので、不安げな声で母を呼びながら親の寝室へ。そこに親の姿はなく、ベッドの上に横たわる「エロトピア」。
おれ「ん?エロトピア…?どれどれ…」
十分に手ごたえを感じたおれは、小2ながら大人も唸るほどムラムラしながら自分の部屋に持ち帰って読みふけった。このとき、すでにオナニーを自ら考案。そのときのオナニーとは、どうしようもなく悶々としたちんこをエロいところにこすりつけるという野性的なものだった。
しばらく読んでいるうちに母親が帰ってくる音がしたので、焦ってカーテンの後ろに隠してタヌキ。母は熱にうなされる息子を心配し「ヨーグルト買ってきたよー、食べんね?」などと言いながら入ってきた。
母「今日は天気良いよーカーテン開けなさ・・・あらっ!!なんねこれ!!この本どうしたとね?!」
おれ、寝ぼけながら「んー?何それ知らんよ」
母「これはお父さんの本やけん読んだら怒られるよ」
おれ「ああ・・そう・・・でも知らんもん(さっきまでちんここすりつけててごめん)。」
まあ、熱で頭がボーっとしてたわけですよ。ともあれ熱を心配しにきた親は別の心配を抱えて部屋をあとにした。
エロ漫画熱が再発したのは小3、友達にエロトピアの話をしてうちに誘い、二人でふむふむ読みふけっていた頃。その友達がエロトピアを何故か「エロノス」と間違って記憶しており、学校で「おまえんちのエロノスがさー」などと話してきて、「お前間違ってるって」と言いつつその「エロノス」という響きが妙に卑猥で「エロの酢?エロの巣?・・・どっちでもいいけどなんてエロいんだ!」と興奮したものでした。
つづく
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