岸部・・・?
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いまや、レコードは針じゃなくてレーザーで鳴らすのがシヴィー。 割れていてもセロテープで貼り付けて回す。 真生子が言ってたから間違いない。
それより、今や、人間のロボ化がすごい。ってテレビをこないだ見た(NHK)。 筋肉を動かすのは脳から出るパルス、パルスは神経を伝うってことで、腕一本まるごと機械で作って肩まで来ている神経と繋ぐ。そのマシーン腕をゲットしたおばちゃんが、ウィーン…ウィ…ウィ、ウィーンとか言いながら、旦那の湯飲みにお茶を注いで二人してニヤニヤしていたりする。指先は滑らないよう指サック。
他にも、何故そんなことになっているのかは忘れたけど、腕の神経を胸辺りに持ってきてしまった人がいて、胸を触ると、「そこは中指だねえ」などと面白いことを言うアメリカ人がいた。
と、ここまでは、脳からアウトプットされたパルスを読み取る技術なのだけど、一番焦ったのは、インプットの方。失明した人が、外の景色を見ることができるようになるやつ。
映像を認識して、それを信号に置き換えるでっかい機械を腰にぶら下げて、そっからコードで脳に送るわけですが、何が焦るかって、そのプラグをチョクで頭にぶっ刺す。そしてそのプラグが、なんか太い。針治療ぐらいの針か何かを刺すのかぐらいに思っていたら、後頭部辺りになんか太いプラグ用のコンセントが埋まっとるやないの。それを装備している人は「そしてスイッチを入れます」などと淡々と説明し、「ああ、見えてきましたよォ」やって。
って番組をこないだ立花隆がやっていて、その人間ロボット世界はまるで攻殻機動隊ってことで、押井守と対談していたのだけど、その二人の対談の画がこれまたすごかった。さしづめ妖怪会議。途中、会話の進展に詰まった立花隆が、「神経をパソコンと繋いだけど、あの感覚はまじですげかったですよぉうえへへへ」などと内容もグロい。
で、番組は帰結へ向かう。 両腕のない人が頭とパソコンを繋いで、意思通りにカーソルを動かすという技術があって、というかここまで見てくればもうそんなことは普通のことのような気がしたのだけど、アメリカはその技術を軍事に使う目的だと言いたいらしい。
そうなったらできることの例1:パイロットの意思とか直感とかだけで瞬間的に戦闘機に反映させることができる 例2:飛行機に乗らなくとも家から遠隔操作できる などなど!
優秀ではあるのだけど実は激ネガティブなパイロットとか、内心しょっちゅう思い出し笑いをするパイロットの脳と戦闘機を繋ぐことを想像するだけで恐ろしい。
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